2016.10.07

守備安定の琉球は攻撃力爆発に期待、三河はよもやの連敗から立ち直れるか

 開幕節の連敗から立て直し、前節のホームゲームを連勝した琉球ゴールデンキングス。今節もホームで戦えるため、ここでも連勝してBリーグにビッグウェーブを巻き起こしたい。滋賀レイクスターズと戦った前節は、初戦はオフェンスで苦しみながらもロースコアゲームを制し、翌日は滋賀をさらにロースコアに抑えて完勝。オフェンス面においては昨季までの爆発力を取り戻せているとは言えないが、ディフェンス面では2試合合計でわずか105失点。これが強豪にも通用するかどうか、シーホース三河が相手となる今節は良い試金石になる。

 初めての沖縄遠征となる三河は、前節でよもやの連敗を喫した。しかしながら、狩俣昌也森川正明という新戦力の2人が活躍したことは大きな収穫だ。比江島慎橋本竜馬もスターターに復帰し、今は長いシーズンを見据えて徐々に仕上げていこうという意図が感じられる。

 琉球が三河のディフェンスを突破するには、やはり速攻と3ポイントが必要だ。初めて古巣と対戦する喜多川修平は、現在チームで唯一安定して得点を稼いでいる。持ち味のアウトサイドシュートで古巣に大きなダメージを与えることができれば、琉球に勝利をたぐり寄せることができる。

文=吉川哲彦

シーホース三河の関連記事

B1の関連記事