2016.10.06
「世界に通用する選手とチームの輩出」へ。Bリーグが次の一手を公開した。
リーグは10月5日、NBA、NCAA、海外リーグの1,500以上のチームで採用されているバスケットボール専用の分析ツール「Synergy」をB1全クラブへ提供したと発表。これまでは対戦相手の分析と映像作成に膨大な時間をかけていたが、「Synergy」の導入により、試合後12時間から24時間以内に高レベルな分析済みの映像とデータが入手できるようだ。早ければ試合翌日の練習から分析が反映でき、これまでより早いサイクルで試合や各選手のプレーの検証と改善を行うことが期待できる。
また、「Synergy」と契約する1,500以上のチームの各種データにもアクセスできるため、世界レベルのチーム、選手との比較をしたり、外国籍選手獲得のためのスカウティングに利用することも可能。そしてこれらは同時に、海外からもBリーグのデータに常時アクセスできることを意味しており、これまで目に触れることの少なかった日本人選手の露出機会が増え、将来的には海外でのプレーのきっかけにもなりそうだ。
これらの膨大なデータをどう使うのか、データから何を読み取るのか、今後の各クラブの活用方法も注目される。また、プレーの分析映像や、選手ごとの数値データが広く公開されると、ファンにとってもBリーグの楽しみ方がまた一つ増えそうだ。
2016.10.06
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