10月14日、B1リーグ第4節の1試合が行われ、アウェイの栃木ブレックスがレバンガ北海道に完勝を収めた。
12選手万全の栃木に対し、北海道は前日の試合で負傷した西川貴之が欠場。牧全も離脱中で、8人での戦いを強いられた。
試合はライアン ロシターの3連続ゴールで幕開け。好スタートを切った栃木は第1クォーターでロシターと、2本の3ポイントを沈めた古川孝敏がともに8得点をマーク。19-13で最初の10分間を終えると、続く第2クォーターでは一転、点の取り合いになる。
北海道の猛追により、開始4分半で32-30と2点差。ホームチームの維持を見せつけられるも、3ポイントの場面でファウルを受けた栃木の古川が冷静にフリースローを3本決め再び突き放す。その後もコンスタントに得点を重ね、ハーフタイム時点で45-37とリードを広げた。
後半は栃木ペースで進む。時間の経過とともに体力面の差も出始め、選手層で上回る栃木は第3クォーターだけで6選手が2本以上ゴールを決めるなど、バランスの良い攻撃で得点を量産。72-53で開始した最後の10分間も、栃木26点、北海道13点とダブルスコアで圧倒し、98-66と大差で勝利を飾った。
7連勝で東地区首位をキープした栃木は次節、上位争いのライバルとなるアルバルク東京と激突。ホームで痛い連敗を喫した北海道は3勝5敗で4位、次節は千葉ジェッツの本拠地に乗りこむ。