10月29日、B1リーグ第6節第1戦、第2戦が各地で行われた。
“愛知ダービー”となった、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとシーホース三河の一戦は、前回対戦では名古屋Dが連勝。しかしこの試合では第2クォーターに三河に逆転を許すと、そのまま逃げきられ、64-75で敗戦。64点は今季の名古屋Dにとって最少得点だった。西地区の首位攻防戦は三河に軍配が上がり、勝率は.727に上がり、勝率でも並んだ。
千葉県流山市のキッコーマンアリーナで行われた、サンロッカーズ渋谷と横浜ビー・コルセアーズの一戦は、65-80でアウェーの横浜が先勝。前半こそ渋谷にリードを許していた横浜だったが、第3クォーターに川村卓也の3ポイントシュートを含む24得点を挙げ逆転に成功。最終クォーターにも26得点を積みあげるなど、後半に粘りを見せた横浜が勝利を収めた。
8勝3敗で首位を争う川崎ブレイブサンダースと三遠ネオフェニックスの第2戦。第1戦に勝利し勢いに乗る三遠だったが、序盤から川崎に試合を優位に進められる。川崎はニック ファジーカスが両チーム最多となる35得点を挙げるなど、三遠を圧倒。84-66で川崎が勝利し、第1戦のリベンジを果たした。川崎は9勝3敗で中地区の首位に再浮上している。
新潟アルビレックスBBは、富山グラウジーズに94-73で勝利。新潟は得点ランキングでも上位を争う、ダバンテ ガードナーとクリント チャップマンの両者が20得点以上挙げるなど、この試合でも活躍を見せた。新潟は4連勝、敗れた富山は10試合、勝利から遠ざかっている。
【試合結果】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 64-75 シーホース三河
サンロッカーズ渋谷 65-80 横浜ビー・コルセアーズ
川崎ブレイブサンダース 84-66 三遠ネオフェニックス
新潟アルビレックスBB 94-73 富山グラウジーズ