2016.10.29

連勝中の仙台は控えメンバーも充実、北海道は西川ら復帰で挽回なるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 ケガ人続出で負けが込んでいるレバンガ北海道。前回のアウェー戦で連敗している仙台89ERSが相手だが、西川貴之とブライアン フィッツパトリックが復帰する見込みであり、ホームゲームでなんとしても連勝したいところだ。

 前節2戦目では折茂武彦が今季初めてスターターで出場。約31分コートに立ち、チーム最多の14得点をマークした。試合に出れば間違いなく大きな存在感を誇示する選手だが、今節も含めて残り50試合という長いシーズンを見据えると、46歳の折茂にあまり負担をかけられない。しかも折茂は、オーナーとして選手補強を迫られている現状にも目を向けなければならない立場だ。ここは、北海道移籍以前からともにプレーしてきた“相棒”桜井良太が先頭に立ってチームを引っ張ってもらいたい。

 仙台はbjリーグ対決で結果を残し、勝率5割。対戦が一巡し、NBL出身チームにはねじ伏せられた印象もあるが、前回連勝した北海道には相性の良さを感じているだろう。しかも、前節は2戦目でスターター2人が欠場しながらも、柳川龍之介と菊地真人の活躍で勝利を手にした。自信を持って乗りこんでくる仙台の勢いを、北海道は止めることができるか。

文=吉川哲彦

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