10月30日、B1リーグ第6節の第1戦、第2戦が各地で行われた。
新潟アルビレックスBBは富山グラウジーズを下し、連勝記録を5に更新。53－50で迎えた最終クォーター、得点ランク2位につけるダバンテ ガードナーのフリースロー4本などでリードを広げると、開始6分35秒まで富山の得点を0に抑える。その後も五十嵐圭の3ポイントやクリント チャップマンの得点などで攻勢を続け、新潟が79－57で快勝を収めた。両チームトップの得点を挙げた五十嵐は、開幕戦に並ぶ今季最多の18点を記録している。
能代市総合体育館で行われた秋田ノーザンハピネッツと栃木ブレックスの一戦は、栃木が87－73で勝利を収めた。2点を追う第2クォーターの開始3分53秒に田臥勇太の得点で同点に追いつくと、直後にライアン ロシターの2ポイントで逆転に成功。ホームの声援を受けた秋田の猛攻に耐えながらもリードを保ち、栃木が2連勝を飾っている。
京都ハンナリーズは延長戦の末に大阪エヴェッサを退け、7試合ぶりの白星を獲得。第1クォーターで一気に15点のリードを奪った京都だったが、第2クォーターと第3クォーターで51点を与えて大阪に逆転を許す。しかし、試合終了残り5秒に獲得した3本のフリースローを岡田優介が沈め、京都が土壇場で80－80の同点に追いつく。さらに、勢いままに臨んだ延長戦では、ローレンス ヒルの3ポイントや岡田の活躍もあり、京都が93－86で競り勝った。
連敗脱出を目指す滋賀レイクスターズは、ホームのウカルちゃんアリーナに琉球ゴールデンキングスを迎えた。第1クォーターで21点、第2クォーターで22点を重ねて順調な立ちあがりをみせるが、後半は一変。12点のリードを守りきれず、滋賀は75－84で敗戦を喫した。31日に行われる第2戦で、滋賀は6試合ぶりの白星を、琉球は今季2度目のアウェー連勝を狙う。
【試合結果】
新潟アルビレックスBB 79－57 富山グラウジーズ
秋田ノーザンハピネッツ 73－87 栃木ブレックス
滋賀レイクスターズ 75－84 琉球ゴールデンキングス