新戦力の躍動でSR渋谷が三遠に勝利、富山を下した横浜はホーム初白星/B1リーグ第8節

SR渋谷でのデビュー戦となったチャド・ポスチュマスはチームトップの18点を記録 [写真]=B.LEAGUE

 11月19日、B1リーグ第8節第1戦が各地で行われた。

 今季初の連勝を目指す秋田ノーザンハピネッツは、敵地の船橋アリーナで千葉ジェッツと対戦した。第1クォーターで4点のリードを奪ったものの、第2クォーターで千葉に逆転を許すと、3点差まで詰め寄った最終クォーターは13点を挙げるにとどまり、71-82で惜敗。しかし、“スラムダンク奨学生”谷口大智が今季最多の13点をマークし、白濱僚祐は2試合連続で2ケタ得点と、今後につながる収穫を得た。

 川崎ブレイブサンダース新潟アルビレックスBBとの点の取り合いを制した。第1クォーターでエースのニック・ファジーカスが16点と爆発するも、新潟もクリント・チャップマンダバンテ・ガードナーを活かして反撃。第2クォーターと第3クォーターにも得点を重ねてリードを23点に広げるも、最終クォーターは新潟に攻めこまれる。五十嵐圭に3本の3ポイントを許すなど25点を献上したが、川崎が95-79で白星を挙げた。

 青山学院記念館に三遠ネオフェニックスを迎えたサンロッカーズ渋谷は、前半に11点をリードする。第3クォーターで点差は変わらなかったものの、最終クォーターに18点をマークし、SR渋谷が80-62で勝利を収めた。新外国籍選手のチャド・ポスチュマスはチーム最多の18点と加入早々に結果を残し、チームの3連勝に貢献している。

 横浜ビー・コルセアーズ富山グラウジーズを下し、待望のホーム初白星。第1クォーターに富山の得点を10点に抑え、細谷将司の9点など18点を奪う。第2クォーターはジェイソン・ウォッシュバーン、第3クォーターは川村卓也、最終クォーターはジェフリー・パーマーがそれぞれチーム最多得点をマーク。横浜が選手層の厚さを見せつけ、85-66で勝利した。

 東地区首位の栃木ブレックスは仙台89ERSを退け、5連勝を達成。試合開始早々は点の取り合いとなるが、第1クォーター残り3分12秒にライアン・ロシターが2本のフリースローを成功させてリードを奪ったところから栃木が主導権を握ることとなる。第2クォーターはロシターが16点、トミー・ブレントンが6リバウンドと躍動。後半は仙台が38点を挙げて反撃するも、栃木が46点を重ねて点差を大幅に広げ、89-63で快勝した。

【試合結果】
千葉ジェッツ 82-71 秋田ノーザンハピネッツ

新潟アルビレックスBB 79-95 川崎ブレイブサンダース

サンロッカーズ渋谷 80-62 三遠ネオフェニックス

横浜ビー・コルセアーズ 85-66 富山グラウジーズ

仙台89ERS 63-89 栃木ブレックス

モバイルバージョンを終了