B1リーグ第10節第1戦が11月26日に各地で行われた。
秋田ノーザンハピネッツと仙台89ERSの“東北ダービー”は、ホームの秋田が81-57で快勝した。秋田は第1クォーターで相手の得点を7点に抑えつつ、16点を記録してリードを奪うと、その後も順調に点差を広げて4試合ぶりの白星を獲得。日本代表の安藤誓哉が20点、9リバウンドと攻守に存在感を示し、スコット・モリソンとケビン・パルマ―はそれぞれ2ケタ得点でチームの勝利に貢献した。
シーホース三河はホームのウィングアリーナ刈谷で琉球ゴールデンキングスと対戦し、トータルスコア100-88で勝利。アイザック・バッツが10得点、11リバウンドと“ダブルダブル”の活躍を見せ、金丸晃輔やギャビン・エドワーズら6人が2ケタ得点をマークした。
大阪エヴェッサと名古屋ダイヤモンドドルフィンズの西地区上位対決は、ホームの大阪に軍配。3点ビハインドの最終クォーター残り15秒に今野翔太の3ポイントで大阪が同点に追いつくと、5分間の延長戦では両チーム合わせて22点が入る点の取り合いになる中、終了間際に木下博之が決めた得点が決勝点となり、90-88で接戦をものにした。
横浜ビー・コルセアーズは三遠ネオフェニックスに80-67で勝利。第1クォーターで1点のビハインドを背負ったものの、徐々に試合の主導権を握り、ホーム2勝目を手繰り寄せた。また、第9節を欠場した川村卓也が11点、7アシストと復調の兆しを見せ、ファイパプ月瑠とジェフリー・パーマーも2ケタ得点を挙げた。一方、三遠のジョシュ・チルドレスは、フリースロー4本を含めた10点にとどまり、本調子には程遠い出来となった。
■秋田ノーザンハピネッツ 81-57 仙台89ERS
■シーホース三河 100-88 琉球ゴールデンキングス
■大阪エヴェッサ 90-88 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
■横浜ビー・コルセアーズ 80-67 三遠ネオフェニックス
■サンロッカーズ渋谷 81-76 新潟アルビレックスBB
■富山グラウジーズ 69-73 川崎ブレイブサンダース