B1リーグ第10節第1戦、第2戦が11月27日に各地で行われた。
川崎ブレイブサンダースは富山グラウジーズを87-67で下し、連勝記録を8に伸ばした。3ポイント成功率は26.1パーセントと振るわなかったものの、30点をマークしたニック・ファジーカスや10リバウンドを記録したライアン・スパングラーらインサイドの強さが目立った。
横浜ビー・コルセアーズと対戦した三遠ネオフェニックスは、ジョシュ・チルドレスを初のスターティングファイブに抜てき。前半を42-36の僅差で折り返したものの、第3クォーターに25点、最終クォーターに28点を挙げて、95-76で快勝した。チルドレスは約20分のプレータイムで、加入後最多となる19点、チームトップの10リバウンドを記録し、元NBA選手の実力を示した。
第1戦を迎えたレバンガ北海道と千葉ジェッツの一戦は、アウェイの千葉が今季初の100点ゲームを演じて完勝。タイラー・ストーンが29点をマークした他、コートに立った10人のうち9人が得点を決めた。一方、日本人初の通算9000点まで12点に迫っていた北海道の折茂武彦は、8点を挙げるにとどまり、記録達成は28日の第2戦以降に持ち越しとなった。
サンロッカーズ渋谷はホームの青山学院記念館で新潟アルビレックスBBと対戦。第1クォーターで6点のビハインドを負ったが、第2クォーターから盛り返し、83-75で競り勝った。中地区3位、4位を争うライバルとの一戦で2連勝を飾ったSR渋谷は、同地区の単独3位に浮上している。
■大阪エヴェッサ 79-78 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
■富山グラウジーズ 67-87 川崎ブレイブサンダース
■シーホース三河 92-86 琉球ゴールデンキングス
■横浜ビー・コルセアーズ 76-95 三遠ネオフェニックス
■サンロッカーズ渋谷 83-75 新潟アルビレックスBB
■秋田ノーザンハピネッツ 88-72 仙台89ERS