B1リーグ第11節第1戦が12月3日に各地で行われた。
滋賀レイクスターズと新潟アルビレックスBBの一戦は、アウェイの新潟が92-91で勝利。6点リードで突入した最終クォーター、並里成とジュリアン・マブンガの2人に連続得点を許すなど合計28点を与えたが、23点を重ねた新潟が何とか逃げきった。あと一歩及ばなかった滋賀だが、マブンガが今季最多の41点と大爆発し、明日の第2戦に向けて勢い十分だ。
8連勝を目指す千葉ジェッツは、ホームの船橋アリーナでサンロッカーズ渋谷と対戦。39-36で突入した第3クォーターの序盤はSR渋谷に連続得点を許すが、小野龍猛と石井講祐が沈めた3ポイントをきっかけに、マイケル・パーカーとタイラー・ストーンが確実に得点を重ね、一挙28点をマークする。16点リードで迎えた最終クォーターはSR渋谷の猛攻に遭ったが、千葉が83-74で勝利を収めた。
アルバルク東京と対戦した三遠ネオフェニックスは、2点ビハインドの最終クォーター残り3秒にジョシュ・チルドレスのアシストからロバート・ドジャーが同点弾をマークする。突入した5分間の延長戦では開始早々にチルドレスが先取点を奪ったものの、ディアンテ・ギャレットやトロイ・ギレンウォーターを中心としたA東京のオフェンスに翻ろうされ、96-101で敗れた。
前節で今季初の連勝を飾った秋田ノーザンハピネッツが、連勝記録を3に伸ばした。京都ハンナリーズと激突した交流戦初戦は、57-62と5点ビハインドで最終クォーターに突入。序盤はリズムに乗りきれず、開始3分17秒にケビン・パルマーがようやくチーム初得点を奪うと、安藤誓哉の3ポイントとディショーン・スティーブンスの得点で逆転に成功する。その直後、京都の小島元基に3ポイントを沈められて追いかける展開になったものの、スティーブンスやケビン・パルマーの得点で再度リードし、残り約1分間は攻めこまれながら79-78の1点差で逃げきった。
【試合結果】
滋賀レイクスターズ 91-92 新潟アルビレックスBB
三遠ネオフェニックス 96-101 アルバルク東京
京都ハンナリーズ 78-79 秋田ノーザンハピネッツ