B1リーグ第12節第1戦が12月10日に各地で行われた。
敵地で秋田ノーザンハピネッツと対戦した川崎ブレイブサンダースは、4点ビハインドの第2クォーターに藤井祐眞とニック・ファジーカスがそれぞれ7点を奪うなど28点を重ね、相手の得点をわずか5点に抑える。第3クォーターで19点、最終クォーターでは17点を挙げるにとどまったが、川崎が82-60で快勝した。
サンロッカーズ渋谷は攻撃がかみ合い、大阪エヴェッサに91-66の25点差で勝利。伊藤駿をケガで欠く中、大塚裕土が6本の3ポイントを含む24点と大爆発してこの試合のヒーローになった他、コートに立った全選手が得点を挙げた。SR渋谷は3連敗を阻止し、大阪は連勝記録が4でストップした。
横浜ビー・コルセアーズとシーホース三河の一戦は、アウェイの三河が87-83で競り勝った。最終クォーターの残り1分30秒に3ポイント、同33秒に2本のフリースローを許して追いかける展開となったが、同20秒に橋本竜馬が3ポイントを沈めて勝負あり。最後はフリースローから加点し、三河が土壇場で白星をつかんだ。
富山グラウジーズがホームで滋賀レイクスターズを下し、6試合ぶりの白星。3点ビハインドの第3クォーター序盤にドリュー・ヴァイニーと城宝匡史の得点で逆転すると、このクォーターだけで31点を重ねて一気に大量リードを奪う。最終クォーターも3ポイントなどから点差を広げ、90-71で勝利を収めた。
千葉ジェッツがチーム歴代新記録となる10連勝を達成した。三遠ネオフェニックスのホームに乗りこんだ一戦は、前半で6点のビハインドを背負うも、後半に盛り返して84-74で勝利。タイラー・ストーンがチーム最多の25点をマークした他、富樫勇樹、マイケル・パーカー、小野龍猛が2ケタ得点を挙げてチームの新記録達成に貢献した。
栃木ブレックスは沖縄市体育館で、2連勝中の琉球ゴールデンキングスと対戦。前半は38-39と接戦だったが、第3クォーターで23点、最終クォーターで19点を重ねて点差を広げ、80-69で勝利を収めた。エースのライアン・ロシターは31点、23リバウンドと“ダブルダブル”の活躍を見せた。
【試合結果】
秋田ノーザンハピネッツ 60-82 川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ 83-87 シーホース三河
三遠ネオフェニックス 74-84 千葉ジェッツ
琉球ゴールデンキングス 69-80 栃木ブレックス