B1リーグ第13節第1戦が12月17日に各地で行われた。
ウィングアリーナ刈谷で開催されたシーホース三河と三遠ネオフェニックスの“三河ダービー”は、ホームの三河に軍配が上がった。第1クォーターはギャビン・エドワーズと桜木ジェイアールがそれぞれ8点を奪い合計24点を挙げると、第2クォーターにも点差を広げて42-31で前半終了。後半は得点源のロバート・ドジャーとジョシュ・チルドレスを擁する三遠に攻めこまれながらも、46点を重ねて88-72で勝利を収めた。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズはサンロッカーズ渋谷に30点差の快勝。第1クォーターで大量30点をマークするも、第2クォーターは17点を挙げるにとどまり、47-30で前半を折り返す。それでも第3クォーターに27点、最終クォーターに23点を記録し、97-67で勝利。石崎巧が13点9アシストの大活躍を見せた他、張本天傑、ジョーダン・バチンスキー、中務敏宏、笹山貴哉、ジャスティン・バーレルが2ケタ得点をマークしてチームの勝利に貢献した。
大阪エヴェッサは琉球ゴールデンキングスに76-67で競り勝った。36-33で迎えた第3クォーターで琉球の得点を12点に抑え、オフェンスでは22点を挙げて点差を13点に広げる。最終クォーターはレイショーン・テリーや岸本隆一を中心とした琉球の攻撃陣に攻めこまれ、一時は5点差まで詰め寄られるも、何とか白星を手にした。
ホームの船橋アリーナで富山グラウジーズと対戦した千葉ジェッツは、91-87で勝利して連勝記録を12に更新した。第1クォーターで9点のリードを奪ったものの、第2クォーターと第3クォーターはいずれも富山に主導権を握られ、66-65で最終クォーターに突入。序盤は宇都直輝と水戸健史に連続得点を許して逆転されたが、小野龍猛の3ポイントで同点に追いつくと、小野、石井講祐、タイラー・ストーンの3人で25点をマークし、追いすがる富山から逃げきった。
【試合結果】
シーホース三河 88-72 三遠ネオフェニックス
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 97-67 サンロッカーズ渋谷
大阪エヴェッサ 76-67 琉球ゴールデンキングス