2017.02.18

“ディフェンスマインド”を強調するチーム同士が激突、バーレルらが古巣対戦に臨む

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 ジャスティン・バーレルを負傷で欠く中、アルバルク東京との試合に臨んだ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。1戦目は大量90失点を喫して敗れたが、2戦目は40分間の失点を69点に抑え、延長の末に勝利をもぎ取った。ジョーダン・バチンスキーが2戦続けて“ダブルダブル”と貢献したが、バイウィークの間にそのバチンスキーとの契約を解除。新たに、12月まで滋賀レイクスターズでプレーしていたデイビッド・ウィーバーと契約した。バーレルの復帰が間に合わない場合、当然ウィーバーにはその穴を埋める活躍が求められる。

 今節の対戦相手は、レジー・ゲーリーヘッドコーチとバーレルの古巣でもある千葉ジェッツ。前節の横浜ビー・コルセアーズ戦の1戦目は富樫勇樹が土壇場で同点となる3ポイントを決めたものの、直後にブザービーターを決められて惜敗した。翌日は地力を見せて借りを返したが、東地区上位2チームとの差を詰めることができなかったのは痛い。

 千葉がゲーリーHCの古巣であることは前述したとおりだが、千葉の大野篤史HCにとっても名古屋Dは現役時代に在籍したチーム。ともに“ディフェンスマインド”を強調する指揮官だけに、古巣の戦術をどう分析し、どう守るかが見ものだ。

文=吉川哲彦

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