B2リーグ第20節第1戦、第2戦が2月25日に各地で行われた。
24日の第1戦で接戦の末に敗れた群馬クレインサンダーズは、東京エクセレンスを相手にリベンジを果たした。試合開始から互いに譲らない展開となったが、78-80で迎えた最終クォーター残り2秒にトーマス・ケネディが逆転の3ポイントシュートを沈め、81-80の劇的勝利を飾った。
広島ドラゴンフライズとアースフレンズ東京Zの対戦は、東京Zが試合を制した。第1クォーターを19-20と僅差で終えたが、第2クォーターは渡邊翔太の連続得点やディオン・ジョーンズの3ポイントなどで26点を重ね、前半を45-31で折り返す。すると、第3クォーターにも27点を積みあげ大量リードを奪い、最終スコア84-64で快勝した。
熊本ヴォルターズはホームで青森ワッツと対戦し、87-83で勝利。前半に41-46と5点のビハインドを背負うも、第3クォーターは相手を上回る26点を加え逆転に成功する。最後の10分間はこのリードを守りきり、5点差で白星を挙げた。熊本はレジナルド・ウォーレンがチーム最多の21得点を挙げた他、中西良太、古野拓巳、神原裕司が2ケタ得点をマークして勝利に貢献した。
西地区首位の島根スサノオマジックはバンビシャス奈良を相手に7点差の辛勝。前半をリードして折り返したが、最終クォーターの残り3分42秒に試合をひっくり返される。それでも、すぐさまライアン・リードとジョシュ・デービスの連続得点でリードを奪うと、その後も山本エドワードの活躍などで 82-75で逃げきった。
【試合結果】
群馬クレインサンダーズ 81-80 東京エクセレンス
広島ドラゴンフライズ 64-84 アースフレンズ東京Z
福島ファイヤーボンズ 78-94 信州ブレイブウォリアーズ
Fイーグルス名古屋 90-81 香川ファイブアローズ
西宮ストークス 71-65 茨城ロボッツ
愛媛オレンジバイキングス 78-69 岩手ビッグブルズ
島根スサノオマジック 82-75 バンビシャス奈良