秋田が3月唯一のホーム戦に臨む、新加入ライオンズはインパクトを与えられるか

 秋田ノーザンハピネッツにとって3月唯一のホームゲーム。ここ2節のアウェイ戦では3連敗となったが、上位チームを相手にあと一歩というところまで迫った。リーグ有数の熱狂的な応援を受ける今節は、結果を残すチャンスだ。

 シーホース三河戦では、1戦目は外国籍選手の得点が3人で28点にとどまり、田口成浩もわずか3得点。2戦目はイバン・ラベネルが20得点、田口が15得点と得点源はしっかりと役割を果たしたが、第3クォーターまでの7点リードを守りきることができなかった。ディフェンスとリバウンドへのより高い意識が必要だ。

 対するサンロッカーズ渋谷も、前の試合は三河戦だった。こちらは2戦目に広瀬健太が25得点と爆発し、1勝1敗に持ちこんだ。ただ、ロバート・サクレが1戦目で今季初の1ケタ得点に終わり、リバウンドも5戦連続で1ケタとやや元気がないのが気になる。

 秋田はディショーン・スティーブンスを契約解除し、レオ・ライオンズを獲得。最後のカードを切った格好であり、ライオンズにはオールラウンドな活躍が求められる。ベンドラメ礼生との“レオ対決”も面白いところだが、まずはライオンズがどのようなインパクトを与えるかに注目したい。

文=吉川哲彦

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