B1リーグ第24節第2戦が3月19日に各地で行われた。
レバンガ北海道はホームの旭川市総合体育館でアルビレックス新潟BBとの激戦を制した。試合開始からクリント・チャップマンを中心に攻めこまれるも、西川貴之らがアウトサイドからシュートを沈める。一進一退の展開が続き、1点リードで迎えた第4クォーターの残り2分57秒、戦列復帰したダバンテ・ガードナーに得点を許し、70-76と6点のビハインドを背負う。しかし、西川、ジャマール・ソープ、多嶋朝飛の得点で詰め寄ると、試合終了残り17秒に西川が値千金の3ポイントシュートを沈め、81-81の同点に追いつく。突入した延長戦はソープとダニエル・ミラーが得点を積みあげ、最終スコア93-89。西川が5本の3ポイントを含む31得点を記録し、ミラー、多嶋、ソープ、野口大介も2ケタ得点を挙げて勝利に貢献した。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズと秋田ノーザンハピネッツの一戦は延長戦の末、アウェイの秋田に軍配。第1クォーターは11得点を決めた張本天傑、第2クォーターはデイビッド・ウィーバーや藤永佳昭を中心に攻めこまれ、前半で28-47と19点のビハインドを背負う。しかし、第3クォーターは田口成浩、安藤誓哉、谷口大智の3ポイントシュートで一気に巻き返し、63-61と逆転に成功する。第4クォーターは田口が3本の3ポイントを沈めるも、張本のアウトサイドシュートで応戦される。84-84で突入した延長戦はレオ・ライオンズが6本中5本のフリースローを沈め、安藤も5得点を積みあげ、最終スコア99-96で競り勝った。安藤が24得点、田口が20得点を挙げた秋田は、今季初めて敵地で2連勝を飾った。
東地区首位の栃木ブレックスは滋賀レイクスターズに苦戦を強いられた。第1クォーターで10-19とリードされ、第2クォーターに21点を挙げて盛り返すが、31-32の1点ビハインドで前半を折り返した。続く第3クォーターは狩野祐介や並里成らに計6本の3ポイントを許し、48-65まで点差を広げられる。迎えた最終クォーターはライアン・ロシターを中心に追いあげ、古川孝敏やトミー・ブレントンのフリースローで得点を重ねると、試合終了残り59秒に遠藤祐亮の得点で勝ち越しに成功する。その後は無失点に抑えつつ古川が得点を挙げ、栃木が82-80で勝利を収めた。敗れた滋賀は立ちあがりから善戦するも、あと一歩及ばなかった。
【試合結果】
レバンガ北海道 93-89 新潟アルビレックスBB