B1リーグ第30節第2戦が4月30日に各地で行われた。
滋賀レイクスターズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、第1戦に続き延長戦までもつれる接戦となった。試合は点の取り合いが続く好ゲームが繰り広げられ、第4クォーター残り8秒に狩野祐介がフリースローを決めて滋賀が2点をリードしたが、同1秒に中務敏宏に同点弾を決められ延長戦に突入した。5分間のオーバータイムは、81-81で迎えた試合終了残り2分49秒から狩野、クレイグ・ブラッキンズが連続3ポイントシュートを決め点差を6点に広げると、そこからジュリアン・マブンガが5得点を積みあげ勝負あり。最終スコア92-83で滋賀が勝利を収めた。
大田区総合体育館で行われたサンロッカーズ渋谷vs富山グラウジーズは、富山が第1戦のリベンジを果たした。最初の10分間は12-19と先行されたが、続く第2クォーターはサム・ウィラードとドリュー・ヴァイニーのインサイド陣が奮起し、36-37と点差を縮め前半を終了。第3クォーターは開始早々にウィラードの得点で逆転に成功すると、この10分間で獲得したフリースロー8本を全て決め、5点リードで最終クォーターへ突入。最後の10分間はロバート・サクレ、アイラ・ブラウンを中心に攻めこまれ、試合終了残り3分3秒に1点差まで詰め寄られる。しかし、宇都直輝とヴァイニーの得点ですぐさま突き放し、最終スコア76-72の4点差で勝利を収めた。富山はヴァイニーが27得点7リバウンド、ウィラードが18得点19リバウンドと外国籍選手が奮起し、3試合ぶりの白星を手にした。
東地区3位の千葉ジェッツは敵地で同地区首位の栃木ブレックスを相手に連勝し、今節での地区優勝を阻止した。23-22で迎えた第2クォーターは残り6分59秒から原修太が3本の3ポイントシュートを決め、ヒルトン・アームストロング、タイラー・ストーンも加点し、13点リードで前半を折り返す。第3クォーターも相手を上回る22点を積みあげ、71-54で最終クォーターへ突入した。最後の10分間はライアン・ロシター、須田侑太郎の得点など計30失点を喫したが、ストーンと富樫勇樹が得点を積みあげ、90-84で逃げきった。
シーホース三河はホームで大阪エヴェッサを下し、連敗を2で止めた。3点リードで迎えた第2クォーター、残り7分13秒から比江島慎の3ポイントシュートを皮切りに7連続得点を挙げて相手を突き放し、49-32で前半を折り返した。後半はロースコアの展開となったものの、終始リードを保ったまま試合を進め、77-62で勝利した。
【試合結果】
滋賀レイクスターズ 92-83 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ