5月6日、B2リーグ第30節第1、2戦が各地で行われた。
西地区2位の広島ドラゴンフライズは愛媛オレンジバイキングスに勝利し、プレーオフ進出決定まであと1勝に迫った。前半は田中成也の3ポイントシュートなどで攻めこみ、34-31と3点をリード。第3クォーターは山田大治が得点を積みあげて56-44と点差を2ケタに広げると、最終クォーターは失点を8点に抑える堅守を見せ、最終スコア77-52で快勝した。
西地区3位の熊本ヴォルターズは香川ファイブアローズを下し、プレーオフ進出に望みをつないだ。5点ビハインドで臨んだ第2クォーターは神原裕司が3本の3ポイントを決めるなど33-35と点差を縮めると、第3クォーターは中西良太が得点を重ねて53-46と逆転。最終クォーターは相手の追いあげを許さず、69-64で逃げきりに成功した。中西は27得点10リバウンド、古野拓巳は12得点10リバウンドを挙げ、日本人選手2人が“ダブルダブル”を達成した。
青森ワッツは敵地で福島ファイヤーボンズに競り勝った。3点ビハインドで迎えた試合終了残り1分36秒に下山大地が3ポイントを沈めて77-77の同点に追いつくと、その後はカイル・バローンがジャンプショットとフリースロー2本を決めて81-79と2点をリード。同19秒にフリースローから得点を与えたが、81-80の1点差で勝利した。
バンビシャス奈良は信州ブレイブウォリアーズから白星を挙げた。44-43の1点リードで第3クォーターに入ると、平尾充庸や加藤竜太を中心にアウトサイドから攻めこみ、65-56と点差を広げる。最後の12分間はテレンス・ウッドベリーを起点に攻撃を展開し、最終スコア89-78で勝ちきった。
【試合結果】
広島ドラゴンフライズ 77-52 愛媛オレンジバイキングス
西宮ストークス 84-74 東京エクセレンス
アースフレンズ東京Z 67-87 Fイーグルス名古屋
群馬クレインサンダーズ 73-69 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良 89-78 信州ブレイブウォリアーズ
鹿児島レブナイズ 47-81 島根スサノオマジック
福島ファイヤーボンズ 80-81 青森ワッツ
香川ファイブアローズ 64-69 熊本ヴォルターズ