2017.12.22

秋田ノーザンハピネッツがフィッツパトリックとの契約を解除、クラブ代表「より適した選手を」

第13節終了時点で1試合平均10.3得点を挙げていたトアーリン・フィッツパトリック [写真]=B.LEAGUE
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 秋田ノーザンハピネッツは12月22日、トアーリン・フィッツパトリックとの選手契約を双方合意の上で解除したと発表した。

 現在28歳のフィッツパトリックは、203センチ111キロのパワーフォワード。ベルギーでキャリアをスタートさせると、ギリシャ、ドイツのクラブを渡り、2017-18シーズンの開幕前に秋田へ加入した。第13節終了時点で7試合の先発を含む全24試合に出場し、248得点(1試合平均10.3得点)150リバウンド(同6.3リバウンド)をマーク。21勝3敗でB2東地区首位を走るチームの原動力となっていた。

 シーズン途中での退団が決まったフィッツパトリックは、クラブの公式HPをとおして「秋田のファンのみなさまに温かく迎え入れていただき、ありがとうございました。日本での生活は初めてでしたが、みなさんに歓迎していただいたおかげでとても良い経験になりました。みなさんの応援はチームの勝利のための大きな原動力です。私はチームを離れますが、このすばらしいチームとファンのみなさまとのつながりを感じています!Go Go happinets!」と話した。

 また、クラブ代表取締役社長の水野勇気氏もコメントを発表。

「現在東地区首位と好調なスタートを切っておりますが、1年でのB1復帰を果たすためにシーズン後半及びB2プレーオフを見据えたときにどんな状況でも必ず勝ち切る力がチームには必要であり、そのためには何が必要かコーチ陣と議論を重ねてまいりました。フィッツパトリック選手は素晴らしい選手ではありましたが、ペップHCが求めるアグレッシブなディフェンスとトランジションの早いゲームをするために、よりチームに適した選手の獲得を行います。ここまでのシーズン、勝利に貢献してくれたフィッツパトリック選手に感謝いたします。新たな選手とともにB2優勝へ向けてクラブ一丸となって戦ってまいりますので、引き続き皆様の応援をよろしくお願いいたします」

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