アルバルク東京は2月を前に“貯金”を増やしたい、滋賀レイクスターズは佐藤卓磨がキーマン

 東地区の覇権争いが激化する中、首位のアルバルク東京京都ハンナリーズに連勝して2位との3勝差をキープ。6戦すべて東地区同士の対戦となる2月を前に、今節の滋賀レイクスターズ戦で“貯金”を増やすことができるか。

 京都戦は馬場雄大をケガで欠く戦いとなったが、田中大貴アレックス・カークが得点源としての役割を果たす一方で、相手の得点源以外を抑えこむ戦術も功を奏した。また、ターンオーバーが2戦計12個、1戦目ではフリースロー16本すべて成功とオフェンスの確実性も高かった。

 滋賀は栃木ブレックス戦で無念の連敗。1戦目は先手を取りながらもその後ターンオーバーがかさみ、3ポイントも1本のみに終わった。加入初戦のベンキー・ジョイスは力強いアタックで23得点をマークしたが、2戦目は試合前の練習で負傷して欠場。試合でもファイサンバがケガを負い、リードを守りきれなかった。

 西地区3位ながら11勝19敗と黒星が増えている滋賀は、今節欠場濃厚なサンバの穴を、前節デビューを果たした佐藤卓磨が埋めなければならない。東海大学の先輩にあたる竹内譲次ザック・バランスキーとのマッチアップでどこまで通用するかは、後半戦の滋賀の可能性を測るポイントの1つだ。

文=吉川哲彦

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