3月10日、B1リーグ第22節が各地で行われ、豊橋市総合体育館では4連勝中の三遠ネオフェニックスと6連勝中の琉球ゴールデンキングスが顔を合わせた。
試合は、開始早々からアウェイの琉球が主導権を握る。ハッサン・マーティン、岸本隆一が連続得点を挙げると、アイラ・ブラウン、田代直希の3ポイントで0-10とする。三遠は開始2分5秒にようやく鹿野洵生がチーム初得点を記録したが、序盤の失点が響き、第1クォーターで9点ビハインドを背負った。
第2クォーターはウェンデル・ホワイト、ロバート・ドジャーがともに8得点と奮起。計18点を積みあげると、14失点にとどめて32-37で試合を折り返した。
第3クォーターは残り5分を切った時点で11点ビハインドとされたが、同4分45秒から太田敦也のバスケットカウント、川嶋勇人の3ポイントなどで1点差まで追いあげる。同2分24秒、古川孝敏にジャンプショットを許したが、すぐさま太田が決め返し51-52で第4クォーターへ突入した。
逆転したい三遠だったが、第4クォーターも先制されて追いかける展開が続く。しかし、6点ビハインドの開始3分54秒から川嶋とスコット・モリソンで連続7得点を奪って、ついに試合をひっくり返す。その後はシーソーゲームとなったが、64-64で迎えた試合終了残り3秒、田渡修人がドライブで切りこむと、ディフェンスを引きつけてゴール下のモリソンへパス。このパスを受けたモリソンが決勝点をマークし、ホームの三遠が66-64で琉球との接戦を制した。
【試合結果】
三遠ネオフェニックス 66-64 琉球ゴールデンキングス(@豊橋市総合体育館)
三遠|14|18|19|15|=66
琉球|23|14|15|12|=64