滋賀レイクスターズに所属する並里成が、3月24日、25日に彦根市民体育センターで行われた西宮ストークスとのB1リーグ第24節でBリーグ通算1000得点と500アシストを達成した。
前節までに通算991得点491アシストを挙げていた並里。第1戦は最初の10分間だけで5アシストをマークする活躍を見せると、続く第2クォーターでは2アシストを記録した。第3クォーターで2得点1アシストを積みあげ、迎えた第4クォーター残り3分7秒、長谷川智伸の3ポイントをお膳立てしリーグ通算500アシストを達成。試合は同49秒に並里の7得点目となる3ポイントで勝ち越した滋賀が75―68で勝利した。
リーグ通算1000得点まで「2」として臨んだ第2戦。並里は第2クォーター開始4分37秒、長谷川のアシストから3ポイントを決めて記録を達成。試合をとおして9得点9アシストを挙げたが、チームは敗れ西宮に約2カ月ぶりの白星を献上した。
並里は同日、自身のTwitterをとおして「個人としては通過点にすぎないんですが、この瞬間を皆んなと共有出来た事が何より嬉しかったです。引き続き応援宜しくお願いします! 」とブースターへメッセージを送った。
沖縄県出身で現在28歳の並里は、172センチ72キロのポイントガード。福岡第一高校卒業後に「スラムダンク奨学金」の第1期生としてアメリカに留学し、2009年から栃木ブレックスでプロキャリアをスタートさせた。その後は琉球ゴールデンキングス、大阪エヴェッサでプレーし、昨季途中から滋賀に加入。今シーズンはここまで全45試合に先発出場し、550得点(1試合平均12.2得点)316アシスト(同7.0アシスト)を記録している。