地区首位対決は1勝1敗で終了…千葉ジェッツ指揮官、CSへ向け「いい経験だった」

千葉は三河を迎え撃った第27節を1勝1勝で終えたが、同節終了時点で東地区首位をキープ[写真]=B.LEAGUE

 4月8日、B1リーグ第27節第2戦が船橋アリーナで行われ、第1戦で勝利した千葉ジェッツシーホース三河との第2戦に臨んだ。東地区首位に立つ千葉とB1最速で中地区を制した三河が相まみえた対決は、この先の 「B.LEAGUE CHANPIONSHIP 2017-18」の行方を占う上でも重要な戦いであった。前日の勢いのまま2連勝としたかった千葉だが、結果は84-102とやり返され1勝1敗で終えた。

 試合後、千葉の大野篤史ヘッドコーチは「出だしのデュフェンスをソフトに入ってしまったこと、シューターに気持ち良く打たせてしまったことが誤算だった」と述べたが、続けて「一番はオフェンスリバウンドだと思います」と強調。この試合で千葉は自軍の倍となる16本のオフェンスリバウンドを与えてしまった。その原因について問われると「一番は意欲。シュートを見てしまって、圧倒的に(リバウンドに入る)数が足りない」と指摘した。

 また、三河に対して「ハーフコートバスケットを展開するタレント性は一番」と評し、「僕たちのスタイルはまた違うところであって、どちらが自分のスタイルを多く出せるか、相手のスタイルをどうやって消すのかというところが勝負」とも言及。「こういうチームを2試合打ち負かさないとチャンピオンにはなれない。1試合目に勝って2試合目は相手がタフに来るところを、それ以上のメンタリティを持って戦わなければいけないし、そこを改善していかなかなければいけない。いい経験だったと思います」と、CSへ向けての収穫と課題を得たようだ。

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