並里成がリーグ記録更新、21日の試合で最多16アシストをマーク

21日の試合で計16アシストをたたきだした滋賀レイクスターズの並里 [写真]=B.LEAGUE

 滋賀レイクスターズに所属する並里成が、4月21日に行われたB1リーグ第29節第1戦でリーグ最多となる16アシストを記録した。

 同日、滋賀は姫路市立中央体育館で西宮ストークスと対戦。試合開始12秒、並里はディオール・フィッシャーの得点を演出すると、第1クォーターだけで5アシストの活躍を見せる。次の10分間は2アシストを挙げるにとどまるも、第3クォーターで4本、第4クォーターで5本のアシストをマークし、新記録を達成。チームも90-77で勝利を収めた。

 並里は同日、クラブの公式HPにて「アシストはしっかりと決めてくれるチームメートがいてくれるからこそのものであり、新記録達成もチームメートのおかげです。もっと気持ちよくシュートを打ってもらえるシチュエーションを、僕が作り出せるようにしたいと思っています」とコメントした。

 沖縄県出身の並里は、172センチ72キロのポイントカード。福岡第一高校卒業後に「スラムダンク奨学金1期生」としてアメリカへ渡り、帰国後は栃木ブレックスに入団した。その後は琉球ゴールデンキングス大阪エヴェッサでプレーし、滋賀には昨季途中に加入。在籍2季目の今シーズンは、同節終了時点で全54試合に先発出場し、計647得点(1試合平均12.0得点)395アシスト(同7.3アシスト)を記録している。

 なお、これまでの最多記録は並里のほか、宇都直輝富山グラウジーズ)、多嶋朝飛レバンガ北海道)が保持していた14アシストだった。

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