2018.04.27

地区6位のレバンガ北海道、千葉ジェッツから初勝利を挙げるには折茂武彦の爆発が必須

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 千葉ジェッツが「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」に向けて東地区首位の座を着実に固めている。前節はチャンピオンシップ進出の崖っぷちに立つサンロッカーズ渋谷との対戦。1戦目は前半でビハインドを背負うも、後半は逆転するだけでなく、しっかりと21点差まで突き放した。2戦目はもう1敗も許されない相手の気迫に圧されたが、第1クォーターの13点リードが奏功し、SR渋谷にとどめを刺す形となった。残り5試合をすべてホームで戦い、そのままチャンピオンシップのホームコートアドバンテージも狙う。

 SR渋谷同様、レバンガ北海道も前節の大阪エヴェッサ戦で喫した連敗によりチャンピオンシップ進出の可能性が消滅。1戦目は最後の3分間で11点差を猛追し、残り35秒に折茂武彦の3ポイントで追いついたが、そこで力尽きた。2戦目も残り7分時点での17点差を3点差まで詰め寄りながらも、時すでに遅かった。マーク・トラソリーニが欠場したのはあまりにも大きな痛手だった。

 チャンピオンシップ争いから脱落したタイミングで、Bリーグになってから1度も勝っていない千葉とアウェーで戦うのは精神的に厳しい状況。しかし、東地区最下位を避ける上で、次節のSR渋谷との直接対決に向けて自信を回復したいところ。プレーでチームを引っ張る折茂の爆発が望まれる。

文=吉川哲彦

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