ロシターが12得点12リバウンド13アシストで“トリプルダブル”達成、今季B1では2人目

4日の試合で大活躍した栃木のライアン・ロシター [写真]=B.LEAGUE

 栃木ブレックスに所属するライアン・ロシターが、11月4日に行われた滋賀レイクスターズとのB1リーグ第7節第2戦にて、12得点12リバウンド13アシストの“トリプルダブル”を達成した。

 この日もスタメン出場したロシター。第1クォーターから5リバウンド4アシストをマークすると、第2クォーター残り22秒に竹内公輔のバスケットカウントとなるダンクをお膳立てし、早くも10アシストを達成する。前半終了時点で3得点8リバウンド10アシストを挙げ、“トリプルダブル”への期待が高まっていく。

 達成の瞬間が訪れたのは、第3クォーター残り2分41秒。オフェンスリバウンドを奪い10個目のリバウンドを記録すると、そのままシュートファウルを受け得点のチャンスを得る。この時点で8得点を重ねていたロシターは、2本のフリースローを落ち着いてリングに通し見事“トリプルダブル”を達成。今季のB1では10月12日のB1リーグ第2節第1戦で達成したジュリアン・マブンガ京都ハンナリーズ)に続き2人目の記録達成者となった。

 なお、チームは最終スコア98-61で滋賀に大勝を収め、東地区首位に再浮上した。

 アメリカ出身で29歳のロシターは、206センチ111キロのパワーフォワード兼センター。2011年のシエナ大学卒業後、フランス2部リーグやDリーグ(現Gリーグ)のクラブでプレーし、2013年に栃木へ加入した。今季は第7節終了時点で12試合すべてにスタメン出場。1試合平均25.1得点11.2リバウンド4.9アシストを記録するなど、地区首位を走るチームの原動力となっている。

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