栃木ブレックスに所属するライアン・ロシターが、11月4日に行われた滋賀レイクスターズとのB1リーグ第7節第2戦にて、12得点12リバウンド13アシストの“トリプルダブル”を達成した。
【トリプルダブル達成】
11/4(日)にブレックスアリーナ宇都宮で行われた滋賀レイクスターズ戦で#22 ロシター選手(@Rossiter22 )がトリプルダブルを達成しました!
Bリーグでは、6人目の記録です。#ADVANCE #BREX #大黒柱 pic.twitter.com/vuwkHG3qna— 宇都宮ブレックス / UTSUNOMIYA BREX (@utsunomiyabrex) November 4, 2018
この日もスタメン出場したロシター。第1クォーターから5リバウンド4アシストをマークすると、第2クォーター残り22秒に竹内公輔のバスケットカウントとなるダンクをお膳立てし、早くも10アシストを達成する。前半終了時点で3得点8リバウンド10アシストを挙げ、“トリプルダブル”への期待が高まっていく。
達成の瞬間が訪れたのは、第3クォーター残り2分41秒。オフェンスリバウンドを奪い10個目のリバウンドを記録すると、そのままシュートファウルを受け得点のチャンスを得る。この時点で8得点を重ねていたロシターは、2本のフリースローを落ち着いてリングに通し見事“トリプルダブル”を達成。今季のB1では10月12日のB1リーグ第2節第1戦で達成したジュリアン・マブンガ(京都ハンナリーズ)に続き2人目の記録達成者となった。
なお、チームは最終スコア98-61で滋賀に大勝を収め、東地区首位に再浮上した。
アメリカ出身で29歳のロシターは、206センチ111キロのパワーフォワード兼センター。2011年のシエナ大学卒業後、フランス2部リーグやDリーグ(現Gリーグ)のクラブでプレーし、2013年に栃木へ加入した。今季は第7節終了時点で12試合すべてにスタメン出場。1試合平均25.1得点11.2リバウンド4.9アシストを記録するなど、地区首位を走るチームの原動力となっている。