■ライジングゼファー福岡vsレバンガ北海道(@照葉積水ハウスアリーナ)
第1戦:12月22日18時5分、第2戦:12月23日14時5分
5勝19敗で西地区5位につけるライジングゼファー福岡が、6勝18敗で東地区6位に沈むレバンガ北海道と激突。両チームとも黒星が先行しており、今後を見据えると何としても連勝しておきたいところだ。
福岡の前節は滋賀レイクスターズとの同地区下位対決。第1戦は1点ビハインドで突入した第3クォーターに19-26と突き放され、最終クォーターの24得点も実らず8点差で敗れた。接戦になった第2戦も最後の10分間で21得点とオフェンス力を見せ、新本拠地の照葉積水ハウスアリーナで初勝利を挙げるとともに、連敗を「5」でストップ。また、勝率で並びながも得失点差で滋賀を上回ったことで、地区最下位から抜けだした。第1戦では山下泰弘が14得点10アシスト、加納誠也が14得点を記録し、2戦をとおしてベンジャミン・ローソンとデクスター・ピットマンの外国籍選手2人が2ケタ得点をマーク。ただ、城宝匡史が4試合連続1ケタ得点と不調にあえいでいることは気になる点である。
北海道は秋田ノーザンハピネッツとの今季初対戦を1勝1敗で終了。第1戦は第4クォーター残り2秒に桜井良太のフリースロー2本で同点に追いついたが、延長戦5分間で19失点を喫して力尽きた。第2戦は第1クォーターから22-22と激しい点の取り合いが繰り広げられ、第3クォーターにマーク・トラソリーニの18得点など29得点を奪取。試合をひっくり返し、そのまま84-79で逃げきった。
北海道は12月8日の試合から日本代表の市岡ショーンが負傷欠場しているが、今節を前にバイロン・ミュレンズの加入を発表。NBA通算189試合に出場した実力者の登録が間に合えば、デイビッド・ドブラスとトラソリーニへの負担が軽減されることは間違いない。両チームともに外国籍選手を3人擁しているだけに、彼らの起用法にも注目だ。
■ロースター
・福岡(ヘッドコーチ:ボブ・ナッシュ)
遥天翼
山下泰弘
小林大祐
薦田拓也
波多野和也
エリック・ジェイコブセン
津山尚大
青木ブレイク
ベンジャミン・ローソン
石谷聡
城宝匡史
加納誠也
デクスター・ピットマン
・北海道(ヘッドコーチ:内海知秀)
溝口秀人
関野剛平
山本柊輔
多嶋朝飛
折茂武彦
市岡ショーン
桜井良太
デイビッド・ドブラス
マーク・トラソリーニ
川邉亮平
野口大介
松島良豪
バイロン・ミュレンズ