22勝38敗の三遠ネオフェニックス、3シーズン指揮の藤田HCと契約満了

Bリーグ初年度から三遠の指揮官を務めた藤田弘輝ヘッドコーチ [写真]=B.LEAGUE

 三遠ネオフェニックスは4月25日、藤田弘輝ヘッドコーチとの契約が2018-19シーズンをもって満了することを発表した。

 藤田HCは現役時代、浜松・東三河フェニックス(現三遠)と宮崎シャイニングサンズでプレー。2011年から指導者のキャリアを始め、群馬クレインサンダーズ福島ファイヤーボンズを経て、2016-17シーズンに三遠の指揮官に就任し、レギュラーシーズン33勝27敗の成績でチームをチャンピオンシップに導いた。しかし、2017-18シーズンは25勝35敗、2018-19シーズン22勝38敗と負け越していた。

 三遠で3シーズンにわたって指揮を執った藤田HCは、クラブの公式HPで次のようにコメントした。

「この度、三遠ネオフェニックスから離れる事になりました。まず初めに3年間支えてくださったブースターの皆様、そしてステークホルダーの皆様、本当にありがとうございました。まだまだ未熟な自分にチャンスをくださった故大澤会長、浜武前社長、ありがとうございました」

「3年間苦楽を共にした鹿毛GM、そして今シーズン僕らを率いてくださった北郷社長、ありがとうございました。僕たちがバスケットができる環境を整えてくださった運営スタッフの皆様、ありがとうございました。3年間、フェニックスのバスケットを信じて走ってくれた選手、そしてチームスタッフ、ありがとうございました。そして、苦しい時期もありましたが支えてくれた家族、友人の皆様、ありがとうございました」

「特にこの2シーズンは結果が中々出せませんでしたが、自分が持っている全てを出したので悔いは一つもありません。今後の三遠ネオフェニックスの発展を心から願っています。素晴らしい選手達、バスケットを愛する仲間達に恵まれて本当に幸せでした。3年間ありがとうございました」

 また同日、長谷川智伸渡邊翔太との契約満了を発表した。

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