2019.04.25

B1残留の滋賀レイクスターズ、デニスHCの続投が決定…2年契約締結

滋賀と2年契約を締結したショーン・デニスヘッドコーチ [写真]=B.LEAGUE
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 滋賀レイクスターズは4月25日、ショーン・デニスヘッドコーチとの契約締結を発表した。契約期間は2019年6月1日から2021年5月31日まで。

 オーストラリア出身のデニスHCは、1993年から指導者としてのキャリアをスタート。オーストラリアやニュージーランドのチームで指揮を執り、2016-17シーズンに栃木ブレックスのアシスタントコーチとしてBリーグ制覇を経験した。翌シーズンから滋賀のHCを務め、2017-18シーズンは24勝36敗、2018-19シーズンは18勝42敗。2シーズン連続でチームをB1残留に導いた。

 続投が決まった指揮官は、クラブの公式HPで次のようにコメントした。

「家族にとっても大きな決断でしたが、滋賀に残ることを決めました。今シーズンの勝敗や成績は、クラブやブースターに対して決して満足のいくものではありませんでした。ただ、我々の目指すバスケットのスタイルは出せるようになってきています。若手も育ってきて、彼らの貢献によって成績も上向いてきました。さらに来シーズン以降のチャンピオンシップ進出に向けたチーム作りを進めていきたいと思っています」

「滋賀でコーチングができることを光栄に思う理由の一つにブースターの皆様の大変大きなサポートがありました。(3月のアウェー)富山戦で大敗を喫してしまったときも、ベンチ裏のブースターは応援をやめることはありませんでした。そうした試合展開ではブーイングを浴びることはあったのですが、最後まで応援を続けてもらった経験は今までにないものでした。レイクスブースターの応援に恩返しをしていきたいです」

「B1残留が決まった名古屋D戦でいい試合を見せることができ、みんなで残留を喜べたことがうれしかったです。そうしたエキサイティングな経験を、これからも皆様と分かち合っていきたいと思います」

 また、西村大介代表取締役社長兼GMは「今シーズン最後の20試合で、チームの進むべき方向性は明確になりました。チームの強化には一貫したフィロソフィーに基づくチーム文化を築いていくことが重要です。チームバスケットをベースとしたデニスコーチの指導力で、レイクスを今よりも上のレベルに引き上げてくれることを期待しています」と話した。

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