川崎ブレイブサンダースの開幕戦勝利に貢献。藤井祐眞は「気持ちを前面に出しました」

開幕戦スタメン出場の藤井[写真]=B.LEAGUE

 10月3日、横浜アリーナでB1リーグの2019-20シーズン開幕戦となる「B.LEAGUE OPENING GAME 2019 -B1“THE”GAME-」が行われ、川崎ブレイブサンダース宇都宮ブレックスが対戦。川崎が78―57で宇都宮との開幕戦を制した。

 この日スターティングファイブに名を連ねた藤井祐眞は、10得点3リバウンド3アシストをマークし勝利に貢献。試合後のメディア対応に応じると「良いスタートが切れてホッとしています。いよいよ今シーズンが始まったなという感じ」と満足げに話した。この試合では川崎がチームスローガン通りの激しいバスケットを展開し、勝利を呼び込んだと言える。その中心として激しいプレーでチームを引っ張った藤井は「(佐藤賢次)ヘッドコーチにスタートで出ると言われた時、『思い切っていけ』とも言われました。こういうオープニングゲームは出だしの思い切りが大事だし、オフェンス、ディフェンスで気持ちを出していったつもりです」と振り返った。

 また、タフなバスケットを継続できる理由の一つとして、藤井は「層の厚さ」を挙げた。大塚裕土熊谷尚也らが加入しプレータイムをシェアすることで、コートに立つ選手が100%の力を出すことができるようになったというのだ。

 しかし積極的なプレーの代償とも言えるのが、宇都宮の倍以上にも数えた19個のターンオーバーだ。藤井は「チーム全員が揃った試合はこの日が初めて。ディフェンスは強度が高くできたと思いますが、オフェンスではコミュニケーションや合わせの修正が必要だと思います」と話し、これからの続く長い戦いに向けて気を引き締めた。

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