2019-20シーズンに最もフリースローを成功させた選手は誰なのか? 素朴な疑問を抱いたBBK編集部は、各選手のスタッツを確認しランキング形式でまとめてみた。
※所属は2019-20シーズン
■1位 ダバンテ・ガードナー 219本
1位に輝いたのはシーホース三河のガードナー。昨季全936得点のうち、219得点をフリースローで獲得した。フィニッシュ力にも定評があり、“3点プレー”を量産。1試合平均23.4得点を叩き出し、3季連続で得点王に輝いた。
■2位 レオ・ライオンズ 203本
富山グラウジーズのライオンズが2位にランクインした。同選手はパワーフォワードながらも、広いシュートレンジを兼ね備えるオールラウンダー。1試合平均21.3得点、9.6リバウンド、4.6アシストと攻守に輝きを放った。なお、来季から名古屋ダイヤモンドドルフィンズでプレーすることが発表されている。
■3位 ジュリアン・マブンガ 187本
3位は京都ハンナリーズのマブンガ。被ファール数(ファールを得た数)が295回、フリースロー試打数は260本と2部問で、リーグトップのスタッツを残した。また、ゲームメイク面でも1試合平均8.7アシストを記録している。今季オフに富山グラウジーズへの移籍を発表。混戦が予想される東地区でさらなる活躍を見せられるか。
■4位 ニック・ファジーカス 167本
4位は日本代表にも名を連ねるファジーカス。207センチの長身ながらも、柔らかいシュートタッチで崩れた体勢からでもシュートを沈める。フリースロー成功率も83.1パーセントと高く、どこからでも得点を取れることを強みとするプレーヤーの1人だ。
■5位 アレックス・カーク 162本
4位と5本差で5位になったのは、アルバルク東京のカーク。インサイドでの強さは群を抜いており、Bリーグ随一のフィニッシャーだ。シーズンを通して、1試合平均18.2得点、9.9リバウンドと“ダブルダブル”に近い成績を残した。
■PICK UP 藤井祐眞 135本
帰化選手を除く日本国籍選手トップは川崎ブレイブサンダースの藤井。昨季は全人未踏の年間ベスト5賞、ベストディフェンダー賞、ベスト6thマン賞のトリプル受賞を果たした。篠山竜青をケガで欠いた川崎をけん引し、これまでの3シーズンを上回る1試合平均12.1得点、5.0アシストをマークした。
■2019-20シーズン B1リーグ FT成功数 トップ10
1位:ダバンテ・ガードナー(シーホース三河) 219本
2位:レオ・ライオンズ(富山グラウジーズ) 203本
3位:ジュリアン・マブンガ(京都ハンナリーズ) 187本
4位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース) 167本
5位:アレックス・カーク(アルバルク東京) 162本
6位:ジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス )161本
7位:ニック・パーキンズ(新潟アルビレックスBB) 156本
8位:マーキース・カミングス(レバンガ北海道)138本
9位:藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース) 135本
10位:ジャスティン・キーナン(秋田ノーザンハピネッツ) 132本
■2019-20シーズン B1リーグ FT成功数 日本国籍選手トップ10
1位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース) 167本
2位:藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース) 135本
3位:ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)119本※
4位:宇都直輝(富山グラウジーズ)116本
5位:ライアン・ロシター(宇都宮ブレックス)108本※
6位:齋藤拓実(滋賀レイクスターズ)86本
7位:金丸晃輔(シーホース三河)76本
8位:アイラ・ブラウン(大阪エヴェッサ)75本
9位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)74本
10位:ウィリアムスニカ(秋田ノーザンハピネッツ)71本
※ギャビン・エドワーズは2020年1月23日に帰化(今季は外国籍としてプレー)
※ライアン・ロシターは第11節から帰化選手登録