10月27日、モンゴルのウランバートルで「FIBA 3x3アジアカップ2017」がいよいよ開幕。同日に初戦を迎える日本代表が、本番に向けて最終調整で汗を流した。宿泊先のホテルから徒歩で約15分のところにあるインターナショナルスクールの体育館が公式練習の会場。1チームに与えられる練習時間はわずか20分間だが、小松昌弘(RBC東京、DIME.EXE(PREMIER.EXE))、比留木謙司(三遠ネオフェニックス)、落合知也(栃木ブレックス)、川内滉大(履正社医療スポーツ専門学校)の各選手が無駄なく精力的にシュートタッチやフォーメーションのチェックを行った。
初戦を迎えるにあたり、現在のチーム状況を落合知也に聞いた。「こちらに来てからニュージーランドと練習試合をしたのですが、自分たちがやりたいことがやれたし、見えた課題をビデオミーティングで確認できたので、本番ではいいパフォーマンスが出せると思います。今日は2試合戦いますが、メンタルをリセットして1試合ずつ大事に戦います。ここで手ごたえをつかんで、決勝トーナメントに進みたいと思います。バーレーンの情報がまったくないのですが、10分で相手の特徴をつかんで戦わなければなりません。これは簡単なことではないのですが、3×3にはよくあること。その中で戦い抜きます」
日本代表は17時(日本時間18時)からバーレーン、20時5分(同21時5分)から地元モンゴルと対戦する。決勝トーナメントには予選グループから2チームが進出できるが、日本代表は予選を1位で通過し、決勝トーナメントに備えたいところ。
大会の模様はFIBA 3×3公式Youtube(https://www.youtube.com/watch?v=Kovf7yl1Mic)でネット配信される予定だ。
文=入江美紀雄