■千葉ジェッツvs秋田ノーザンハピネッツ(@千葉ポートアリーナ)
1月15日19時5分
2020年の初陣となった前節では、敵地で昨季王者のアルバルク東京に連勝をマークした千葉ジェッツ。シーズン序盤こそは負けが混んだものの、11月からは本来の調子を取り戻している。現在3連勝中、これから東地区上位争いに食い込むためにも連勝街道に乗りたいところだ。
A東京との第1戦は、同点で迎えた第3クォーターに富樫勇樹の4本を筆頭に、ニック・メイヨ、ギャビン・エドワーズの3選手で計10本のフリースローを獲得。フリースローだけで8得点をマークし、この10分間を18-11とした。7点リードで迎えた最終クォーターでは奪ったリードを守りぬき、最終スコア73-65でディフェンスも光った。第2戦でも勝負を分けたのは第3クォーター。この10分間で23-8と圧倒し、最終スコア72-64で連勝を「3」の伸ばした。
対する秋田は、前節はシーホース三河と対戦。第1戦は拮抗した試合展開が続くが、後半で主導権を失い敗戦。第2戦も、第3クォーター終了時点で65-59とリードしていたものの、最終クォーターでまさかの30失点。最終スコア89-81で逆転負けを喫し、6連敗となった。2試合合計175失点と、連敗脱出へはディフェンス面の改善が第一に求められる。
前節では、後半の出来が対照的となった両チーム。千葉は西村文男を負傷で欠いているものの、前節ではコー・フリッピンが高確率でシュートを沈め、2試合で計22得点をマーク。ディフェンス面でも計4スティールとロースコアゲームを制す原動力となったこと。秋田としては保岡龍斗が、第1戦では3ポイントシュートを7本放つも成功は1本と不調であったが、第2戦では5本の3ポイントシュートを含む計25得点と4試合ぶりの2ケタ得点をマークしたことは好材料。前回のリーグ戦では千葉が約20点差をつける快勝を収めただけに、攻撃では保岡の奮起が必要不可欠となる。
■ロースター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
コー・フリッピン
田口成浩
晴山ケビン
大宮宏正
ニック・メイヨ
西村文男
大倉颯太※特別指定
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
原修太
小野龍猛
・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
細谷将司
野本建吾
白濱僚祐
今川友哲
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
保岡龍斗
ウィリアムスニカ
ハビエル・カーター
ジャスティン・キーナン
カディーム・コールビー
古川孝敏