2020.01.12

激闘の末、令和初の天皇杯王者が決定!サンロッカーズ渋谷が5年ぶり2回目の優勝!

サイズは22得点11リバウンドをマークした[写真]=伊藤 大允
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 1月12日、さいたまスーパーアリーナで「第95回天皇杯・第86回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンドの天皇杯決勝が行われ、サンロッカーズ渋谷川崎ブレイブサンダース
対戦した。

 第1クォーター、SR渋谷はセバスチャン・サイズのシュートで最初の得点を挙げる。試合は、両チームなかなかシュートが決まらない重い展開となった。残り28秒に川崎がこの日最初の3ポイントを沈め、川崎の3点リードでこのクォーターを終えるかと思われたが、残り4秒に渡辺竜之佑がコーナー3ポイントを決め、16-16で最初のクォーターを終えた。第2クォーターは、石井講祐関野剛平らのボールマンへのプレッシャーが奏功し、スティールからの速攻で得点を重ねる。この猛攻で開始3分44秒時点で28-19とする。しかしそこから川崎が立て直し、35-35で前半を終えた。

ベンドラメは大会通してのMVPに輝いた[写真]=伊藤 大允

 第3クォーターはSR渋谷のペースで試合が進み、山内盛久杉浦佑成らの3ポイントで点差を広げる。そのままリードを保ったまま、59-55でこのクォーターを終えた。最終クォーターもリードを保って試合を進めたが、この試合好調な辻直人の3ポイントなどで点差を詰められ、残り4分38秒に同点とされる。すぐさまベンドラメ礼生のリバースレイアップで勝ち越すも、残り3分59秒にジョーダン・ヒースの3ポイントで逆転を許す。ここでタイムアウトを取ると、ベンチから出場した山内が3ポイントを沈め、残り2分59秒で逆転に成功。ここから1ポゼッション差をめぐる攻防が続いたが、逆転は許さず。最終スコア78-73で、SR渋谷が5年ぶり2回目の天皇杯優勝に輝いた。

 SR渋谷はサイズが22得点11リバウンド、ベンドラメが13得点4アシストをマーク。敗れた川崎はニック・ファジーカスが26得点10リバウンド7アシスト、辻が23得点と気を吐いた。

■試合結果
サンロッカーズ渋谷 78ー73 川崎ブレイブサンダース(@さいたまスーパーアリーナ)
SR渋谷|16|15|24|19|=78
川崎 |16|14|20|18|=73

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