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1月12日、さいたまスーパーアリーナで「第95回天皇杯・第86回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンドの皇后杯決勝が行われ、大会7連覇を狙うJX-ENEOSサンフラワーズがデンソーアイリスと対戦した。
立ちあがりはやや重い展開となったが、渡嘉敷来夢が先制点を挙げると両チーム得点を取り合う。しかし、JX-ENEOSは第1クォーター残り3分18秒から岡本彩也花の3ポイント、宮崎早織、渡嘉敷の連続得点などでリードを作り、22-16で同クォーターを終えた。
第2クォーターに入ると、序盤から宮澤の3ポイント、宮崎のバスケットカウントで突き放しにかかるJX-ENEOS。吉田亜沙美、林咲希にも得点が生まれ一時22点差となる。デンソーは終盤、近藤楓の活躍で持ち直すも、44-27の17点ビハインドで試合を折り返した。
第3クォーターは稲井桃子の3ポイントでデンソーが先制。髙田真希や赤穂ひまわりも続き、開始約4分で11点差まで詰める。それでも、宮澤、岡本の3ポイントが決まってJX-ENEOSが再びリードを拡大し、この10分間を17-12で終えた。
JX-ENEOSは最終クォーターに入っても相手の追いあげを許さず、試合終了残り5分を切った時点で69-49。終盤には奥山理々嘉、高田静、星杏璃らをコートへ送りだす余裕を見せ、最終スコア83-53で通算24回目の優勝を成し遂げた。
■試合結果
デンソーアイリス 53ー83 JX-ENEOSサンフラワーズ(@さいたまスーパーアリーナ)
デンソー |16|11|12|14|=53
JX-ENEOS|22|22|17|20|=83