■宇都宮ブレックスvs大阪エヴェッサ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:1月25日15時5分 第2戦:26日15時5分
東地区首位の宇都宮ブレックスは前節、秋田ノーザンハピネッツとのアウェイ戦に敗れ同地区2位のアルバルク東京に勝率で並ばれた。
秋田戦では相手の強固な守備に手を焼き、第1クォーターを12得点、第3クォーターでは10得点に抑えられ、最終クォーターを前に12点ビハインド。第4クォーターでは猛追を見せ、残り1分56秒に比江島慎の3ポイントで追いついたが、その後は得点を奪えず2点差で逃げ切られた。この試合では計64得点にとどまった宇都宮。ペイントエリア内の得点が自軍の「18」に対し、ハビエル・カーターに17得点10リバウンドを与えるなど計32失点を喫したことが響いた。これで宇都宮は今シーズン3度目の2連敗。未だ3連敗からは逃れているだけに、ホームで迎える今節は第1戦を勝利で飾りたい。
その相手となる大阪エヴェッサは、前節の滋賀レイクスターズ戦を2点差で制して今季20勝目を挙げた。試合は最後までもつれる接戦となるも、終了間際に計21得点の活躍を見せたリチャード・ヘンドリックスのオフェンスリバウンドから、最後はアイラ・ブラウンが決勝点。滋賀の同点を狙ったラストショットは惜しくも外れ、76-74で4連勝とした。
東地区と西地区の首位同士が激突する両者の戦いは、今節の注目カード。宇都宮は、遠藤祐亮が12月11日の第11節以来となる戦列復帰を果たしたことが1つの好材料と言える。前節は約15分間プレーして4得点を記録し、これからリーグ後半戦へ向け調子を上げていくためにも、ホームでの復帰後初勝利で波に乗りたいところ。長年、遠藤とともにプレーするライアン・ロシターの働きに注目したい。
一方の大阪は、ここで相手を叩けばさらに勢いをつけられるチャンス。勝利へは宇都宮のお株を奪うような堅守速攻をどれだけ発揮できるか。また、得点、リバウンドだけでなく直近4試合で23アシストをマークしているジョシュ・ハレルソンの出来も勝敗を分けるだろう。
■ロースター
・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太※インジュアリーリスト
ジャワッド・ウィリアムズ
ジェフ・ギブス
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏※インジュアリーリスト
山崎稜
喜多川修平
山口颯斗※特別指定
テーブス海※特別指定
・大阪(ヘッドコーチ:天日謙作)
今野翔太
伊藤達哉
藤髙宗一郎
カイル・バローン
リチャード・ヘンドリックス
長谷川智也
中村浩陸※特別指定
橋本拓哉
合田怜
小阪彰久
今村拓夢※特別指定
畠山俊樹
アイラ・ブラウン
ショーン・オマラ※インジュアリ-リスト
ジョシュ・ハレルソン