■シーホース三河vs滋賀レイクスターズ(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:2月1日15時5分 第2戦:15時5分
前節では、中地区の首位・川崎ブレイブサンダースを破ったシーホース三河。この試合は、第1クォーターからポイントゲッターのダバンテ・ガードナーが得点を重ねていき、8点のリードを奪う。第2クォーター以降は、互角の戦いとなったものの、第3クォーターを終えて68―61と三河が7点差を付けた。しかし、第4クォーターではニック・ファジーカスを中心とした川崎に点差を詰められ、序盤に追い付かれてしまう。そこからは取ったら取り返す展開に。最後まで1点を争うゲームとなったが、残り16秒、ガードナーがフリースローを2本沈めると、加藤寿一もフリースローで続いて勝負あり。大接戦の中、三河が89―85で辛勝した。
終わってみればガードナーが34得点13リバウンド、川村卓也と熊谷航がそれぞれに11得点、クリス・ジョンソンも12得点と内外とバランス良く得点した三河。桜木ジェイアールも11リバウンドで貢献し、接戦を“チーム力”でつかみ取った。三河は現在、中地区2位。チャンピオンシップ進出のためには、このまま白星を増やしていきたいところ。次なる第21節は1月を6勝1敗という好成績で終えた滋賀レイクスターズと対戦する。
対する滋賀は、前節では名古屋ダイヤモンドドルフィンズに快勝。第1クォーターこそ1点ビハインドとなったが、第2クォーターで名古屋の得点を9点に抑えると、第3クォーターではオフェンスが爆発し、このクォーターで31得点を荒稼ぎ。第4クォーターこそ得点が伸び悩んだものの、リードを守り切った。試合を通して22得点9アシストを記録した齋藤拓実に加え、ジェフ・エアーズの12得点20リバウンドや狩野祐介の14得点(そのうち3ポイントシュートが4本)など、滋賀は5人が2桁得点を挙げての勝利となった。
滋賀は西地区4位。3位の京都ハンナリーズとは16勝17敗で同率であるが、2位の琉球ゴールデンキングスとは5勝差。この差を追い、プレーオフ進出を目指している。前節では三河はインサイド陣の奮闘が光り、滋賀はガード陣がゲームメイクだけでなく得点でも勝利に貢献した。勝ちパターンは違えど、どちらも思い切りの良いオフェンスを見せただけに、第21節でも持ち味を発揮して勝利をつかみたいところだ。
■ロースター
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
會田圭佑
川村卓也
岡田侑大
長野誠史
森川正明
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
クリス・ジョンソン
セドリック・シモンズ
加藤寿一
桜木ジェイアール
ダバンテ・ガードナー
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
齋藤拓実
狩俣昌也
シェーファーアヴィ幸樹
佐藤卓磨
ヘンリー・ウォーカー
中村功平
谷口光貴
ジェフ・エアーズ
高橋耕陽
荒尾岳
狩野祐介
クレイグ・ブラッキンズ
伊藤大司
前田怜緒※特別指定