2020.11.06

秋田ノーザンハピネッツは本拠地での2連戦、勝利へは平均18得点のニュービルをどう抑えるかがカギ

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

秋田ノーザンハピネッツ vs 大阪エヴェッサ(@CNAアリーナ☆あきた)
第1戦:11月7日18時5分 第2戦:11月8日14時5分

 第6節のサンロッカーズ渋谷戦、秋田ノーザンハピネッツは86-89で競り負けた。試合はカディーム・コールビーが30得点15リバウンド、古川孝敏が19得点を挙げ、アシストもチーム全体で28。ターンオーバーも10に留めたが、第3クォーター終了時点で76失点と守備の乱れが響いた。バイウィーク明けの今節は、CNAアリーナ☆あきたに戻り大阪エヴェッサを迎え撃つ。

 その大阪は前節、シーホース三河相手に98得点を奪って22点差の快勝を収めた。リバウンドでは劣ったものの、ペイントエリアから42得点を積み上げ、ジョシュ・ハレルソン角野亮伍の2人で7本の3ポイントシュートをヒット。ガード陣を中心に計15スティールも記録した。また、相手エースの金丸晃輔をわずか2得点に抑え込んだのも大きな勝因と言える。

 ここまで1試合平均73.5失点の秋田は、前節の反省を生かしディフェンスを修正して試合に臨みたい。大阪は新加入のディージェイ・ニュービルが加入後6試合で平均18得点を叩き出しており、このアウトサイドプレーヤーをどう守るかが問われる。

 大阪は開幕から1勝4敗と出遅れたが、直近5試合は3勝2敗と盛り返してきている印象。11月の相手は秋田、三遠ネオフェニックス島根スサノオマジックとなっており、この期間に勝ち星を伸ばし上位に食い込みたいところ。秋田戦はその勢いをつけられるかどうかの大事な一戦。伊藤達哉が落ち着いたゲームメイクを披露し、周りの選手を伸び伸びとプレーさせたい。

文=小沼克年

■ロスター
・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
大浦颯太
細谷将司
野本建吾
アレックス・デイビス
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
ハビエル・カーター
カディーム・コールビー
古川孝敏

・大阪(ヘッドコーチ:天日謙作)
伊藤達哉
エリエット・ドンリー
土屋アリスター時生
角野亮伍
駒水大雅ジャック
中村浩陸
橋本拓哉
合田怜
ディージェイ・ニュービル
アイラ・ブラウン
ギャレット・スタツ
ジョシュ・ハレルソン

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO