11月25日、名古屋ダイヤモンドドルフィンズは70年の歴史の中で初となるサードユニフォーム制作を発表した。
デザインにはホームタウンである名古屋をテーマに、「名古屋の誇られるシンボルに成る」というクラブのビジョンを投影。都市が持つ歴史や文化をテーマにデザインされた、シティ・エディションとして展開される。
発表されたユニフォームは、名古屋市のランドマークである名古屋城のシンボル「金シャチ」とクラブロゴに配色される名古屋ゴールド、また、クラブビジョン体現に向けたブランディング観点から名古屋市と姉妹友好都市を締結しているロサンゼルス市の名門クラブであるロサンゼルス・レイカーズのクラブカラー「レイカーズゴールド」を基調としている。
名古屋Dは2020年1月25日に不慮の事故で逝去されたレイカーズのレジェンドであるコービー・ブライアント氏の功績を称え、2月1日に追悼の意を表すセレモニーを実施していた。これに関連して、名古屋Dはユニフォーム作成の敬意を「ブライアント氏の一回忌に追悼の意を表し、またクラブビジョンの発信をすべく、オフィシャルパートナーである『うなぎのしろむら』を運営するホワイトリテイルズ株式会社よりご協力賜り本シティ・エディションを作成する運びとなりました」と説明している。
なお、 シティ・エディションユニフォームは来季以降も引き続き、コービーの命日に近い日程のホームゲームで毎シーズン実施する予定とのこと。
クラブのキャプテンである張本天傑もデザイン制作に携わったシティ・エディションユニフォームは、2021年1月23日、24日開催のシーホース三河戦で着用する予定となっている。