1月16日に「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 ONLINE CONTESTS」が配信。新型コロナウイルス感染拡大を受け、茨城県水戸市で行われる予定だった「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」は中止となったが、日本バスケ界の理念である「バスケで日本を元気に」を目指すために、オンラインでの開催が決まった。オンラインで行われたのは「ダンクコンテスト」「スキルズチャレンジ」「3ポイントコンテスト」の3種目。参加選手は地元の試合会場、もしくは練習会場でそれぞれのコンテストに挑戦した。
これまでシーホース三河の金丸晃輔が2年連続優勝を果たしている「3ポイントコンテスト」。日本代表でも活躍するチャンピオンにリーグを代表するシューター、納見悠仁(新潟アルビレックスBB)、西山達哉(信州ブレイブウォリアーズ)、アキ・チェンバース(横浜ビー・コルセアーズ)、古川孝敏(秋田ノーザンハピネッツ)、辻直人(川崎ブレイブサンダース)、福澤晃平(茨城ロボッツ)の6名がチャレンジした。
1分間の間にコート上の5つの場所から4本ずつの3ポイントシュートを放ち、成功数の合計で争う形となった今回のコンテスト。実技にはクラブのスタッフだけではなく、選手たちもサポートで参加。そんなチームメートの声援を受けたこともあるのだろう。1人目の納見が16ポイントを挙げると、西山、アキが15本と肉薄とハイレベルな展開を見せる。そして辻が納見に並ぶ16ポイントをゲットするが、その後にトライした金丸が17ポイントを獲得。最後の福澤が15ポイントに終わり、金丸の3ポイントコンテスト3連覇が達成された。
コンテストの後、インタビューに答えた金丸は、「ルールが多少違ったんで、どうなるかなと思ったんですけど、うまくいきましたね」とはにかんだ笑顔を見せると、「いつも練習している体育館でできたんで、そこはリラックスしてシュート打てました」と勝因を挙げた。そして「来年は現地でみんな集まってできるように願っております。本当に僕自身も楽しみにしてます」と次回に期待を込めた。