2021.02.05

主軸の離脱が相次ぐ三遠ネオフェニックス、寺園脩斗を中心にチーム一丸で勝利を!

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

三遠ネオフェニックスvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@浜松アリーナ)
第1戦:2月6日18時5分 第2戦:2月7日14時5分

 32試合を消化し、未だ7勝の三遠ネオフェニックス。前節の琉球ゴールデンキングス戦は2戦ともに前半から離され、第1戦を78−92、第2戦は72−99で落とした。さらに第1戦の第1クォーターで西川貴之が左肩を痛めてコートを去り、診断の結果、全治未定のケガを負ってしまった。また、同試合では川嶋勇人も負傷して第2戦を欠場。第2戦ではルーキーの津屋一球が初めて先発に名を連ね、寺園脩斗が23得点と気を吐いたが、エントリーメンバー10名での戦いを強いられ白星獲得とはならなかった。

 三遠は今節も厳しい台所事情の中での試合が見込まれるだけに、津屋や井上宗一郎、前節デビューを果たした兪龍海の大学生ルーキーたちも与えられた役割を全うすることが求められる。キャプテン・寺園を中心にチーム一丸で勝利を掴みたい。

 三遠が今節ホームに迎えるのは、西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。その名古屋Dは新潟アルビレックスBBと対戦した前節の第1戦、前半の2ケタリードを守りきって79−62で勝利。続く第2戦はジェフ・エアーズが23得点14リバウンドを挙げる活躍もあり、5点差で相手を振り切った。三遠には1試合のみの第12節に対戦した際、91−77で快勝している。敵地となる今節は、安藤周人狩野祐介中東泰斗らが果敢に攻めてチームを勢いづけたい。ウイング陣がコンスタントに得点を奪えれば、優位に試合を進められるはずだ。

 文=小沼克年

■ロスター
・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
山本柊輔
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明 ※インジュアリーリスト
太田敦也
ネナド・ミリェノヴィッチ
岡田慎吾
西川貴之
鈴木達也
兪龍海
カイル・ハント
津屋一球 ※特別指定
ステヴァン・イェロヴァツ
井上宗一郎 ※特別指定

・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
小林遥太
齋藤拓実
ジェフ・エアーズ
菊池真人
張本天傑
安藤周人
レオ・ライオンズ
中東泰斗
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
木下誠
狩野祐介
笹山陸 ※特別指定
坂本聖芽 ※特別指定

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