2021.02.09

5連敗中のレバンガ北海道、積極性を貫き宇都宮ブレックスから白星を奪えるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道vs 宇都宮ブレックス(@北海きたえーる)
2月10日19時5分

 第20節を終え、東地区首位の宇都宮ブレックスに地区優勝マジック「25」が点灯。今節その宇都宮と相まみえるのは、9勝25敗で同地区最下位に沈むレバンガ北海道だ。

 北海道は前節、琉球ゴールデンキングスと対戦し2連敗。第1戦は多嶋朝飛、チームトップの18得点を稼いだ山口颯斗らが積極性を見せた。しかし、琉球の42本に対し計25リバウンド、セカンドチャンスポイントはゼロに抑えられ最終スコア80−93。第2戦ではオフェンスが振るわず、54−82で完敗となった。

 対する宇都宮は前節、新潟アルビレックスBBに連勝。初戦を86−48で制したが、迎えた第2戦は苦戦を強いられた。この試合は立ち上がりから相手に守られ、インサイドから失点を重ねる展開に。第3クォーター終了時点で5点ビハインドを背負った。

 それでも、最後の10分間は竹内公輔のオフェンスリバウンドで流れを引き寄せると、最終盤にはジョシュ・スコットのバスケットカウントが決まり逆転勝利を収めた。比江島慎が再離脱となってしまったが、前節は喜多川修平が23得点をマークするなどリーグ屈指の選手層は健在。今節も全員守備から良いオフェンスにつなげたい。

 5連敗中の北海道は、ディフェンスもさることながらオフェンスにも課題を残している印象。果敢にアタックができる山口に加え、前節スタメン復帰を果たし2戦合計26得点を挙げたジャワッド・ウィリアムズの活躍にも期待したい。昨シーズンはともに宇都宮で過ごした2人が、古巣へ恩返しができるか。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
中村拓人 ※特別指定
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット
星川堅信 ※特別指定

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