■名古屋ダイヤモンドドルフィンズvsアルバルク東京（@ドルフィンズアリーナ）
第1戦：2月27日15時5分 第2戦：2月28日16時5分
西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。チャンピオンシップ進出圏内を死守するためにも、東地区6位のアルバルク東京と負けられない一戦を迎える。
名古屋は前節の秋田ノーザンハピネッツ戦で先勝したものの、第2戦を落としたことで同地区4位の大阪エヴェッサにゲーム差を1まで縮められた。ジャスティン・バーレルの欠場が続く中、齋藤拓実やジェフ・エアーズらが攻防の柱となり、安藤周人も得点のみならずディフェンスで貢献。東海大学から特別指定選手として加入した坂本聖芽もラッキーボーイのようにインパクトを残すなど、苦しい状況でも総力戦で乗り切る強い姿勢を見せている。
一方、A東京は前節、シーホース三河戦を1勝1敗で乗り切った。第1戦こそ敗れたが、第2戦は三河を74点に封じたうえ、ターンオーバーもわずか5つに抑えた。これで昨年12月末から11勝3敗の好成績をキープする。シーズン序盤に合流が遅れたデション・トーマスやケビン・ジョーンズ、怪我明けの小島元基がコンディションを上げたことが要因に挙げられる。さらには練習や試合の積み重ねで選手間の連携が深まったことも大きく、反転攻勢は加速の余地を秘めている。
今節、両チームの対戦は昨年12月末の第15節以来となる。A東京は安藤誓哉がチームをけん引して今の流れを作る2連勝を決めた試合だっただけに、その再現を敵地で狙う。対する名古屋Dは古巣対戦となる齋藤に注目だ。前回対戦ではマッチアップした先輩・安藤に活躍を許しており、ホームでその借りを返して勝利につなげたい。
文=大橋裕之
■ロスター
・名古屋D（ヘッドコーチ：梶山信吾）
小林遥太
齋藤拓実
ジェフ・エアーズ
菊池真人
張本天傑
安藤周人
レオ・ライオンズ
中東泰斗
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
木下誠
狩野祐介
笹山陸 ※特別指定
坂本聖芽 ※特別指定
・A東京（ヘッドコーチ：ルカ・パヴィチェヴィッチ）
デション・トーマス
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
吉井裕鷹 ※特別指定
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク
小酒部泰暉 ※特別指定