三遠ネオフェニックスは10日、サーディ・ラベナと2021-22シーズンの契約を結んだと発表した。今回の契約は複数年契約という。
フィリピン出身の同選手は189センチ97キロのシューティングガードで、今シーズンから導入された「アジア特別枠」を活用して三遠へ入団。ケガの影響で18試合の出場にとどまったが、163得点(平均9.1得点)65リバウンド(同3.6リバウンド)29アシスト(同1.6アシスト)と高いポテンシャルを披露した。
今回の発表に際し、ラベナはクラブ公式HPで以下のとおりコメントしている。
「私が三遠ネオフェニックスに来て以来、クラブが与えてくれた信頼とサポートに対して感謝したいと思います。昨シーズンは本当に大変な時期でした。たくさんの試合を欠場しなければならず、チームを思うように助けることができませんでした。しかし、それにもかかわらず、クラブとブースターの皆さんは私に愛を注いでくれました。だから私はこの決断をするのは難しくありませんでした。私はこのクラブでの今後の数年間を考えるだけで興奮しています。Go フェニックス!」
また、同クラブの北郷謙二郎代表取締役社長は「2020-21シーズンから採用となったアジア特別枠の第一人者として、本人にとっては初めてのプロ選手として三遠ネオフェニックスでプレーすることになりましたが、コロナ禍という非常に厳しい環境の中、弊クラブに圧倒的なパワーと明るい未来をもたらしてくれました。結果として満足できるものではなかったと思いますが、日本での、そしてプロ選手としての生活にも順応してくれました。更なる彼の成長に大きな期待しかありません。ラベナ選手を中心としたチームで新しい文化を築き、チャンピオンを目指して精進して参りますので引き続きご声援賜りますようよろしくお願い申し上げます」と期待を寄せた。