2021.05.07

シーホース三河と大阪エヴェッサがCSホーム開催権を懸けて激突!

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シーホース三河 vs 大阪エヴェッサ(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:5月8日15時5分 第2戦:5月9日15時5分

 チャンピオンシップのホーム開催権を懸けた大一番。西地区3位のシーホース三河が同2位の大阪エヴェッサと雌雄を決する戦いに挑む。

 三河は5日の滋賀レイクスターズ戦に勝利し、4連勝を達成。4選手が2ケタ得点を記録し、出場9選手が得点に絡んだ。怪我で万全ではないダバンテ・ガードナーに頼って辛勝した三遠ネオフェニックス戦から一転、バランスの良い攻撃は鈴木貴美一ヘッドコーチの理想とする形だ。4戦の平均失点が71.5点の堅守も光っており、指揮官が強調するディフェンスが現れた結果と言えるだろう。

 対する大阪も、直近6戦で5勝と好調だ。過去2戦はベンチ入り全選手が出場し、外国籍選手はもちろんのこと、若手選手の奮闘も目立っている。角野亮伍は5度の2桁得点を挙げ、うち2度はキャリハイの21得点。中村浩陸はゲームメイクと好守が光り、エリエット・ドンリーも存在感を見せている。出場機会限られた駒水大雅ジャックも5月5日の広島ドラゴンフライズ戦で自己最短9得点をマークした。

 今節、三河はホーム開催権を獲得するべく、直接対決で2戦全敗の大阪から2連勝を挙げる難題へ挑む。いずれもミスから速攻を許したことが響き90失点以上しただけに、今度こそ接戦に持ち込めるか。対する大阪は、ホーム開催権まであと1勝。ディフェンスで仕掛けられ、1日の滋賀レイクスターズ戦で見せたような攻撃の停滞は招きたくない。大一番で勢いある若手たちが力を発揮できるか注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・大阪(ヘッドコーチ:天日謙作)
伊藤達哉
エリエット・ドンリー
土屋アリスター時生
角野亮伍
藤本巧太
駒水大雅ジャック
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
合田怜 ※インジュアリーリスト
ディージェイ・ニュービル
アイラ・ブラウン
遠藤善
ギャレット・スタツ
ジョシュ・ハレルソン

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