2021.05.04

最終戦を勝利で飾りたい滋賀レイクスターズに、CSに向けて調子を上げたいシーホース三河が対戦

フリーライター

滋賀レイクスターズ vs シーホース三河(@ウカルちゃんアリーナ)
5月5日14時5分

 西地区6位の滋賀レイクスターズは同3位のシーホース三河を迎えてホーム最終戦。狩俣昌也がSNSでつぶやいた「滋賀の皆さん、俺います」から始まった今シーズンの集大成を披露できるか。

 滋賀は前節、大阪エヴェッサを第1戦で破り1勝1敗とした。3戦連続で90点以上の相手を68点に封じる堅守を発揮。ダブルチームが功を奏し、スティールやリバウンドからジョーダン・ハミルトンらが得点につなげ、ターンオーバーから16得点、セカンドチャンスポイントは20を数えた。第2戦はアンガス・ブラントの途中交代が響き2連勝こそ逃したが、勝ち星は2017−18シーズンに記録した24勝まであと1勝と迫っている。

 一方、三河は前節、三遠ネオフェニックスに2連勝を飾り、3シーズンぶりのチャンピオンシップ(CS)進出を決めた。ただ第2戦は同地区9位の相手に苦戦。シュート成功率に苦しみ、途中で体調が万全ではないダバンテ・ガードナーを軸とした攻撃にシフトしたほどだった。コロナ禍の活動休止から復帰し6試合を経たがコンディションは「全員が100パーセントではない」と鈴木貴美一ヘッドコーチは明かしている。CSへ向けて調子を上げていけるか。

 滋賀はここまで三河に1勝2敗と負け越しているが、直近4月14日には勝利。セカンドチャンスポイントが勝因のひとつだっただけに、再び球際で競り勝てるか。対する三河はCSホーム開催権を取るためにも落とせない。ガードナーや今シーズン5度のトリプルダブルを記録するカイル・コリンズワースに加えて、調子の上がり切っていない川村卓也の復調に期待したい。

文=大橋裕之

■ロスター
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
野本大智 ※特別指定
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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