2021.05.04

開幕節以来となる再戦…7連敗中の広島ドラゴンフライズは安定した守備で白星をつかみたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

広島ドラゴンフライズ vs 大阪エヴェッサ(@広島サンプラザホール)
5月5日13時35分

 広島ドラゴンフライズと大坂エヴェッサが今シーズンの開幕節以来となる対戦を迎える。今回ホームの広島は、第36節の信州ブレイブウォリアーズ戦が中止となった影響で1週間ぶりの試合。チームは現在7連敗中と白星から遠ざかっており、4月28日に行われたシーホース三河戦も74−83で黒星。この一戦では最後に追い上げたものの、10−27とされた第2クォーターの出来が悔やまれる結果となった。

 大阪エヴェッサは5月1日にクラブ初となるチャンピオンシップへの出場が決定。しかし、滋賀レイクスターズとの第36節は1勝1敗で終えた。第1戦は第2クォーターで9−24と失速してしまい、最終スコア68−84。第2戦では前日影を潜めたギャレット・スタツが20得点13リバウンドを挙げたほか、24得点のアイラ・ブラウンがチームを引っ張り快勝した。

 開幕節で相まみえた際は星を分け合った両軍。本拠地で連敗を脱出したい広島は、現在1試合平均83.8得点の大阪に対し、平均75.4得点と攻撃力で下回っている。勝利へは相手の強みであるリバウンド争いで互角に持ちこみ、チーム得点王であるディージェイ・ニュービルの自由を奪うことが必要。グレゴリー・エチェニケアイザイア・マーフィーの2人がキーマンになりそうだ。

 対する大阪も、同じくCS進出を決めたシーホース三河との西地区2位争いへ負けられない状況。滋賀との第1戦ではジョナサン・オクテウスに29得点、ジョーダン・ハミルトンには2戦合計40得点を奪われ課題を残した。広島戦はトーマス・ケネディらスコアラーを抑え、攻撃では存在感を示してきた角野亮伍に期待だ。

文=小沼克年

■ロスター
・広島(ヘッドコーチ:尺野将太)
トーマス・ケネディ
朝山正悟
岡本飛竜
アイザイア・マーフィー
グレゴリー・エチェニケ
柳川幹也 ※特別指定
チリジ・ネパウェ
田渡凌
田中成也
荒尾岳
古野拓巳
谷口大智
森山修斗

・大阪(ヘッドコーチ:天日謙作)
伊藤達哉
エリエット・ドンリー
土屋アリスター時生
角野亮伍
藤本巧太
駒水大雅ジャック
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
合田怜 ※インジュアリーリスト
ディージェイ・ニュービル
アイラ・ブラウン
遠藤善
ギャレット・スタツ
ジョシュ・ハレルソン

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