2021.05.04

再開の信州ブレイブウォリアーズは3ポイントに期待…最終戦の三遠ネオフェニックスはぜひとも勝ち星を

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

信州ブレイブウォリアーズ vs 三遠ネオフェニックス(@ことぶきアリーナ千曲)
5月5日14時5分

 信州ブレイブウォリアーズは4月14日以来3週間ぶりの試合に臨む。再開初戦は、中止となった第34節のうち1試合のみの代替開催。相手の三遠ネオフェニックスにとっては、これが今シーズン最後の一戦だ。

 3月を白星で締めくくった信州は、4月も3連勝の好スタートを切ったが、その後連敗。かみ合っていたオフェンスが再び機能し始めたタイミングでコロナ禍に見舞われ、7試合が中止となってしまった。そのうち5試合をホームゲームが占めていたことは不運だったが、1試合だけでも代替開催にこぎつけたことを前向きに受け止め、持ち味である3ポイントシュートの復調を図りたい。

 前節の三遠は、チャンピオンシップ進出がかかっていたシーホース三河の気迫に圧されて連敗。川嶋勇人ネナド・ミリェノヴィッチ、サーディ・ラべナの欠場が痛かったが、それでも2戦目は最終的に5点差まで粘ってみせた。ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ体制1シーズン目の集大成として、この最終戦は内容も結果も追求したいところ。フリースロー成功率のタイトルがかかるステヴァン・イェロヴァツにも要注目だ。

 現在西地区7位の信州は、残り3試合を全勝すればB1昇格初年度を同6位でフィニッシュする可能性が出てくるが、逆に2敗以上で同8位に転落する可能性もある。アンソニー・マクヘンリーのリーダーシップと三ツ井利也のホームにかける想いがどれだけチームを突き動かすことができるか。

文=吉川哲彦

■ロスター
・信州(ヘッドコーチ:勝久マイケル)
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
武井弘明
佐藤託矢
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー

・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
山本柊輔
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明 ※インジュアリーリスト
太田敦也
ネナド・ミリェノヴィッチ
岡田慎吾
西川貴之 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
カイル・ハント
鈴木空
津屋一球
ステヴァン・イェロヴァツ

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