5月17日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」のクォーターファイナル第3戦が行われ、琉球ゴールデンキングスが富山グラウジーズと対戦した。
2戦を終えて1勝1敗。この試合で勝ったチームがセミファイナルへと駒を進めることとなるため、両チームとも気合十分で臨んだ。第1クォーターは得点の奪い合いとなるが、琉球の今村佳太がブザービーターとなる3ポイントシュートを決め、22-20で終了。続く第2クォーターも今村は止まらず、外角から立て続けにシュートを成功させる。琉球が前クォーターと同様のペースで得点を重ねた一方で、相手を14点に抑えて44-34とリードを広げて試合を折り返した。
琉球が10点のリードをもって迎えた第3クォーターは、牧隼利やキム・ティリが3ポイントを成功させてリードを広げると、激しいディフェンスで相手をシャットアウト。このクォーター10失点に留め、66-44とさらにリードを広げる。勝負の最終クォーター、序盤こそ琉球がペース良く得点を収めるも、終盤に猛反撃を受ける。残り15秒には4点差まで詰め寄られるが、リードを守りぬいて86-77で試合終了。琉球がセミファイナルへの切符をつかんだ。
勝利した琉球は、今村が3ポイントシュート7本を含む27得点を挙げたほか、岸本隆一とドウェイン・エバンスが2ケタ得点をマーク。敗れた富山は、ジョシュア・スミス、ジュリアン・マブンガ、岡田侑大、宇都直輝2ケタ得点を挙げたが、一歩及ばなかった。
■試合結果
琉球ゴールデンキングス 86-77 富山グラウジーズ(@沖縄アリーナ)
琉球|22|22|20|24|=86
富山|20|14|10|33|=77