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A東京のメンバーから花束を贈呈された車いすバスケ日本代表の鳥海連志(左)と赤石竜我 [写真]=アルバルク東京
10月16日、アルバルク東京と信州ブレイブウォリアーズのGAME1に車いすバスケットボール男子日本代表の鳥海連志選手、赤石竜我選手が来場。今夏の東京パラリンピックで日本車いすバスケ史上初となる銀メダルを獲得した若きMVPと炎のディフェンダーの登場に、A東京のホーム、アリーナ立川立飛に詰めかけた両クラブのファン・ブースターから温かい拍手が送られた。また、パラメダリストをひと目見ようと来場したファンも多く、早くからこの日のチケットは売り切れるなど人気の高さを示していた。
試合前に鳥海選手には田中大貴から、赤石選手には小酒部泰暉からそれぞれ花束を手渡された両選手。ハーフタイムに再びコートに登場し、スピードに乗った車いすさばきを披露すると、ファンからはため息が漏れたほど。最後には赤石選手が車いすの片輪を上げるティルティングからシュートというテクニックを見せると、さらに大きな拍手が起こった。
最後に今後の目標を聞かれた両選手は、来年、千葉市で開催されるU23世界選手権をピックアップ。この大会は前回ベスト4だっただけに、それ以上の成績が期待されるところ。鳥海選手が「メダル獲得」を目標にあげれば、赤石選手は「金メダルを目指します」と力強く宣言。改めてファンから大きな拍手を浴び、会場を後にした。